2017年12月 | 電車屋さんだったころの話

2017-12

車掌

大晦日

今では24時間営業の店も多くなりましたし、元旦から営業する店も増えました。 ところが私が車掌のころまではあまり正月から営業しているお店は少なく、大晦日は普段より早く閉める店が多くて食べるものに本当に困りました。 駅では各駅で自炊していました...
助役や運転指令

笑い声が聞こえてくる

列車無線は乗務員が運転上必要な情報を得る数少ない方法の一つです。 他には駅の係員から直接聞いたり、場合によっては緩急接続で停車中に他の乗務員から情報を得ることもあります。 逆に乗務員から問い合わせたり、報告するのもやはり列車無線が数少ない方...
運転士

冬は寒さとの闘い

私が運転士になったころの電車には、まだ温風式のヒーターではない古いタイプのものがたくさんありました。 簡単に言えば電線に電気を流して温めるもので、その電線は金属のカバーで覆われていました。 電気あんかのような感じと言えばわかりやすいでしょう...
駅勤務

クリスマスの思い出

会社に入って2年目の冬。 特に鉄道が好きで入った会社ではなく、とにかく休みが多いからという理由でした。 でも休みと言ってもそれは泊まり勤務の明けで、慣れるまでは家に帰るなり即眠りについていました。 それに鉄道の仕事ですから、カレンダーの休祝...
車掌

最終電車

私が車掌のころ、最終電車を担当した時にはヘッドライトを点灯して走行していました。 運転士は前部標識として前照灯(ヘッドライト)を点灯させることが規則に明記されています。 しかし車掌がヘッドライトを点灯させるといった規則は存在しません。 でも...
助役や運転指令

運転指令

今回は運転指令のことについて少し触れてみたいと思います。 2017年12月11日に山陽新幹線において、床下からの異音や異臭に気付きながら名古屋まで運転を継続し、結果的に台車に大きな亀裂が生じており、航空・鉄道事故調査委員会により大事故の一歩...
駅勤務

夜食には困りませんでした

私が駅で働いていた昭和50年代には、大半の駅前でたこ焼きなどを売る移動販売の車や屋台が出ていました。 夕方にやってきて支度をはじめて、そのあとに紙幣を小銭に両替してほしいとやってきます。 基本的に両替は切符を買う人のために行っていて ※当時...
運転士

電車への投石

テレビニュースでJR武蔵野線の車両に投石があり、窓ガラスが割れたという報道がありましたので、それに関連することを書いていきます。 私が担当していた路線で、夜間になると列車のボディに投石を繰り返す人がいました。 先輩に話を聞くと、その人は昔は...
駅勤務

恐怖の日付印

記念すべき第1回目の思い出話は、駅での見習時代の忘れられない話です。 私が会社に入ったころは、回数券はまだ手売りでした。 やや大きめの台紙にミシン目が入った回数券が11枚連なっています。 その台紙部分に発売日の日付印を押し、使用する際にも同...
Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロッカーが検出されました

ブラウザのアドオンやブラウザに内蔵されているアドブロック機能により広告ブロックが行われていることを検出しました。 弊ブログは広告収入により運営されており収入が減少するとブログの運営継続が非常に困難になります。 この表示は広告ブロック機能の無効化やホワイトリストへの追加を行った上で更新を行うことで消すことができます。 または広告ブロック機能のないブラウザで閲覧ください。 ご協力のほどよろしくお願いいたします。