2018年2月 | 電車屋さんだったころの話

2018-02

駅勤務

道案内

昔の駅員は忙しかった 私が駅勤務の頃は精算機が設置されている駅も少なく、券売機も硬貨しか使用できないものもあるなど、駅員はなんだかんだ言って忙しい仕事でした。 乗り越し清算は改札窓口で行うのがふつうでしたし、両替も頻繁にしなきゃいけませんで...
車掌

ここはどこ?

車掌の仕事 本来の車掌の仕事って知っていますか? 運転士に対して出発の合図を送る、車内の秩序を守る、列車防護に赴く、この3つが主任務なのです。 運転士への出発合図はブザーやベルを送るほか、ドアが閉まったことを知らせるランプの点灯を出発合図と...
運転士

運転指令もミスをします

誰でもミスはするものです 通常は信号やポイントの制御はコンピューター任せなのですが、ダイヤが乱れれば運転指令が手動で制御を行います。 ダイヤが乱れていることは車掌や運転士も、そして運転指令も自覚しているので普段以上に集中して仕事をしています...
車掌

伝説の車掌-2

車内巡回の鬼 私が車掌になりたての頃、同じ乗務区に有名な車掌がいました。 “車内巡回の鬼”と呼ばれる人で、とにかく車内巡回にずっと入っている人でした。 私が所属していた乗務区は単なる通勤路線を受け持つだけだったのですが、そんなことは関係なく...
駅勤務

ちょっと入らせて!

勤務形態もいろいろある駅勤務 私が駅勤務をしていたころの話です。 その駅には改札外に売店がある程度で、特に何もない静かな駅でした。朝や夕方は通勤通学のお客さんでそこそこ賑わうのですが、昼間は閑散としていて、どことなく時間がゆっくり過ぎ去って...
運転士

遅れた理由

スジ屋さん ダイヤって本社の通称スジ屋さんが作成します。 時間別の乗降数をだけを参考に作ればいいダイヤになるかもしれませんが、実際には本社の上の方からの意見を第一に聞きます。本社の上の方の人たちは経費の削減が第一なので、車両の運用数を減らせ...
駅勤務

警察手帳

警察と接する機会が多かった駅勤務時代 今の警察手帳は手帳ではなく、警察官としての身分を証明するだけのものですね。 2000年に今の形態に変わって、顔写真と警察のバッジのようなものが折り畳み式のパスケースのようなものに収められています。 昔は...
運転士

明らかに速度が違う?

速度計が無くてもスピードが分かる 運転士は速度観測と言って、速度計を見なくてもその時のスピードが分かるように訓練を受けています。といっても、こういうのは慣れのものなので、経験を積むごとに養えるものです。 ただ運転士になるための研修や操縦試験...
車掌

たばこを吸いながら運転?!

たばこに寛容だった時代 喫煙ルームなどではなく、客室の座席に座ってたばこが吸える電車ってほぼ無くなりました。153系や117系時代の新快速なんて、京都以東と西明石以西では座席に座りながらたばこが吸えたのに。 新幹線だって元は全席でたばこが吸...
車掌

車内補充券

一番楽しかった車掌の仕事は 私が車掌をしていてもっとも楽しかったこと。 それは車内補充券の発券でした。 ドアを開閉するのも車掌らしい仕事なのですが、これは楽しいというよりは緊張感を持った仕事だったので、楽しさを感じたことはなかったです。 車...
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