視力には気を使いました

車掌になってから視力が落ちました

私が車掌になった頃の裸眼視力は両目とも1.0ありました。
でも車掌になってから徐々に視力が落ちていきました。
まだスマホどころか携帯電話も一般的ではなかった時代ですし、パソコンはNECの98シリーズがまだ全盛だったころで、私はパソコンを持っていませんでした。
なのでこれらのものが視力低下の原因ではありません。
私の場合は出発監視の時にはあまり顔を外に出さず片目だけでホームを見ていたのですが、もう片方の目は乗務員室の落とし窓の枠辺りをずっと見ているわけです。
おそらくこれが原因で乱視が悪化しちゃったようなのです。

 

昔の省令は厳しかったのですが

この当時の視力に関する規定では
1.両目ともに裸眼で1.0以上あること
2.片側が裸眼で1.0以上あり、もう片側の目は裸眼で0.2以上で屈折度2.0ディオプトリー以下のメガネで1.0以上に矯正できること。
3.両目とも裸眼で0.2以上で3.0ディオプトリー以下の眼鏡で1.0以上に矯正できること。ただしメガネの屈折度の差は2.0ディオプトリー以下であること。

ただ運輸省令自体は平成6年と平成24年に改正されて、現在では矯正を含む両目で1.0以上あり片眼では0.7以上あればよくなったのですけどね。

ほとんどの眼鏡屋さんで眼鏡を作ってもらえなかった

これは運転士に対する運輸省令による規定なのですが、私が勤務していた会社では車掌も同じ条件が課せられていました。
何とか車掌の時は裸眼でクリアできていたのですが、運転士になってからは裸眼ではこの規定に引っ掛かってしまうので眼鏡をして運転していました。
当初はどこの眼鏡屋さんでも眼鏡を作ることができたのですが、どんどん乱視がひどくなっていき、安くてすぐに眼鏡ができるお店では断られるようになり。
運転士の最後の方になってくると左右の目の乱視の差から、規定を充足する眼鏡を作ってくれる眼鏡屋さんがほとんどなくなりました。

今でこそ日本にも数人いるドイツ国家公認眼鏡マイスター(オプティカーマイスター)ですが、日本ではじめてその資格を取られた方のお店に行って眼鏡を作ってもらっていました。
その方にかかれば目は全く疲れないし、省令を楽々クリアできる眼鏡を作っていただけるので、もう電車の運転は関係なくなった今でもお世話になっています。

視力が悪いから電車の運転士を諦めるなんてことはしないでくださいね。
省令自体もゆるくなっていますし、その省令をクリアできる眼鏡を作ってもらえる眼鏡屋さんも存在しているのですから。

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