2018年10月 | 電車屋さんだったころの話

2018-10

駅勤務

忘れ物のこと-4

駅員や乗務員が忘れ物を見つけて駅へ届け出ます。 最初に見つけた駅員や乗務員もさっとですが中身を確認します。 だって危ない物が入っていたら大変なことになりますからね。 届け出られた駅では中身をすべて出して、何が入っているのかを正確に記録してい...
運転士

出庫させる車両を間違えた-1

今回のタイトルの“出庫させる車両を間違えた”ですが、忘れたころに誰かがやってしまうミスなんです。 今回は乗務員が間違えるケースです。 私がいた会社では、原則的に出庫は運転士とともに車掌も車庫へ行かなければいけません。 ドアの開閉のチェックの...
車掌

忘れ物のこと-3

駅で勤務していたころはほとんどなかったのですが、運転士生活の晩年になって増加していったのが 「走行中の車内の忘れ物を車掌に探させろ」 という依頼です。 基本的に忘れ物を探すのは駅係員の仕事で、停車時間の関係から終点や停車時秒が長い駅に限定さ...
運転士

もっと一生懸命に走れ!

私が運転士になった昭和の終わりごろまでは、少々の速度オーバーは日常茶飯事のことでした。 他の列車との連絡で出発が遅れたとしても、終点に着くまでには遅れを取り戻すのが運転士の仕事。 そしてそれを助けるのが車掌の仕事、という風潮が色濃く残ってい...
車掌

なんで時間ちょうどに出発させるんや!

だいぶ前にも書きましたが、電車が早く出発したという早発に関するクレームって意外と多いです。 やはり多いのが時刻表に書かれた時間に来たのに電車に乗れなかったというクレームです。 出発時間ってドアが閉まって電車が動き出す時間のことですから、時刻...
駅勤務

忘れ物のこと-2

電車から降りてしばらくして気付く “あっ!さっき買ったばかりのものを電車に忘れてきた!” そこで改札や駅事務室などへきて忘れ物を探してほしいと依頼を受けます。 まずは乗車していた電車の特定。 どこの駅を何時に発車した電車だったのか、何時に到...
運転士

動物との接触

電車を運転していると様々な動物と接触することがあります。 もっとも多いのはハトでしょうね。 以前にこのブログに書いたのですが、ハトが車両前面の方向幕に当たってガラスを突き破り、幕がグチャグチャになったことがあります。 ほかにもヘッドライトに...
駅勤務

忘れ物のこと-1

駅で勤務していると、忘れ物に関する事案が本当に多いです。 今後何回かにわたって書くことになるかもしれませんが、取りあえずは忘れ物の第1回目です。 現場では忘れ物のことを遺留品と呼んでいました。 ふつうは忘れ物は遺失物と呼ぶはずで、遺留品とな...
運転士

ふだん運転指令が求めていることをしたら・・・

運転指令は列車運行全体を把握し、運行管理や運転整理、乗務員への指示などを主な任務としています。 私も少しだけ助役をしたので運転指令の気持ちも分かるのですが、運転士をしていた期間が長い分どうしても運転士の肩を持ってしまいます。 だって運転士と...
車掌

何と放送すればよいのか分からない

運転士って駅や車庫といった決まった場所に停車させるだけではありません。 踏切に何らかの異常がある場合、たとえば遮断棹が折れた場合などには係員がその踏切に急行します。 JRなどでは最寄り駅の駅員が駆け付けるようですが、私が勤務していた会社では...
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