2019年2月 | 電車屋さんだったころの話

2019-02

駅勤務

現場で働く駅員や乗務員にも正しい情報は流れてこない

事故や故障などで運行がストップしたとき、多くのお客さんが真っ先にとる行動とは。 当然ですが鉄道会社の制服を着た職員を捕まえて、いったい何があっていつごろ運転再開するのかといった情報を得ることですよね。 通勤通学のほか様々な用事を行うために鉄...
運転士

突然の停電に運転士は何もできず・・・

昨日(2019/2/25)は停電の影響で中央線と総武線で4時間にわたって運転見合わせが続き、通勤通学客をはじめ国公立大入試二次試験の前期日程を受験する受験生にも影響が及んだようですね。 とにかく電車という乗り物は架線など(電車線)から電気の...
運転士

駅の緊急停止ボタンや車内の非常通報装置について

急にアクセス数が増加していると思ったら、Twitterで非常通報装置に関する話題が出てこちらへ来られている方が急増したのですね。 車内で痙攣しながら吐いている人がいて、緊急停止ボタンを押してほしいと周りの人にお願いしてもみんな知らんぷり。 ...
運転士

犬が駅構内や車内へ進入したり軌道内へ迷い込んだり

運転士をしていると、軌道内へ迷い込んできた犬を目撃する機会ってかなり多いです。 バラストって道床に置かれているわけですが、バラストが積まれていない平らな部分って“犬走り”という名が付けられていて、意外とその犬走りを意気揚々と小走りで去ってい...
運転士

踏切ではヘッドライトを消してもらいたいと思っていました

幹線道路に設けられた箇所など一部を除いて、踏切って道路面より少し高い場所にあるって分かります? 踏切を自動車や自転車で通過するとよく分かるのですが、改修された踏切ってあまりでこぼこになっていなくて、道路面とレールの踏面の高さが同じでほぼまっ...
助役や運転指令

沿線で火災が発生すると係員が現場へ急行する理由

線路に隣接した建物などで火災があれば、鉄道施設への被害状況や安全確認のために係員が火災現場へ急行します。 線路の真横で炎が上がっていれば当然のことです。 また煙による視界状態の確認も必要ですので、線路から離れた場所での火災の場合にも係員が現...
運転士

電車をバックさせると作動していた先の踏切が故障する?

今回のタイトルは次の記事から引用しました。 常磐線10mオーバーラン、バックできず次の駅に 駅のすぐ先に踏切があって、10mほど過走したしたために踏切の始動点を踏んでしまったのかな。 JR東日本は機器や設備で新しいものをどんどん導入していま...
車掌

車掌の視力について

運転士になりたいと思っている人にとって、視力の規定は重大な関心事の一つですよね。 ただ昔ほどきつくはなくなり、自動車の運転免許とほぼ同じ視力を求められる程度になっています。 信号機のLED化や保安装置の精度向上がその原因だといわれています。...
車掌

ダイヤ改正でお客さんに怒られる

私は駅勤務を2年しかしていませんので、駅勤務時代にはダイヤ改正は1度しか経験していません。 その1度のダイヤ改正でお客さんにかなり怒られた経験があります。 改札に座っていると初老の男性が近寄ってきて 「なぜお前のところは、人がいつも使ってい...
駅勤務

補充券の発行

私が駅で働いていたのは昭和50年代のことで、今の駅勤務とはかなり違うことが多いと思います。 今とは違って、あまり大きくない駅だと車いすの方がやってくることは皆無でしたし。 エレベーターやエスカレーターはおろか、ホームの端っこがスロープ状にな...