いやぁ、まさか今の時代になってこんなことがあるとは思いもしませんでした。
車掌が約25分居眠り 乗客は扉たたき起こそうと 特急が駅到着時ドア開かず
このブログの初期の記事ですが、同じようなことを書いていました。
この記事の結びに
JRの特急列車ですから車掌は乗務員室(車掌室)内のシートに座って操業しているでしょうし、夜11時ごろに発生したそうですから本当に眠たかったのでしょうね。
乗客が乗務員室の扉を叩いて起こそうとしたところなんて、私が経験したことと同じで笑いそうになりましたよ。
ただ私が経験したケースでは乗務員室内の床に座り込んでの居眠りでしたから、悪質の度合いでいうと今回のJRよりも私が勤務していた会社での一件のほうがひどいですけどね。
私が乗務していたのは通勤路線でしたから、車掌がシートに座って操業を行うということはありませんでした。
規定では
「車掌は乗務員室のシートに座ってはいけない」
なんて決まりはないのですけど、だからといって走行中に車掌が座っていたらほぼ確実にクレームが来るでしょうね。
「座ってはいけない」
という固定概念から私が勤務していた会社の車掌は立っていたわけですが、眠さに勝てなくてシートに座るということを飛び越えちゃって床に座り込んだのかなと、今回のJRで起きた記事を見て思いました。
そういえば国鉄時代は普通電車でも車掌は運転台のシートに座って操業していました。
たしか113系あたりは放送装置が運転台側にあったんじゃなかったかな?
※103系も?
必然的に車掌も運転台側にいるような状態になり、結果的に座っていたのでしょうね。
私が乗務していた昔の車両では放送装置は車掌台側のみでしたが、すこしずつ車掌台・運転台両側に放送装置が設置されていったから・・・運転台のシートに車掌が座る必然性はなかったわけですね。
でも一部の古い車掌は小説を読んだりスポーツ新聞を読むためにシートに座っていたけど、あれはただサボっていたにすぎないし。
今回のJRの車掌さんの一件とは根本的に違うかな。