電車屋さんだったころの話 | ページ 11 | ダイヤ

ダイヤ

運転士

地車(だんじり)が踏切を横断する時

地車(だんじり)というと岸和田のだんじり祭りが有名ですが、関西ではあちこちのお祭りで地車を見かけます。 地車は一つの集落(氏子)に1台あって、集落内を曳いて回って地域の神社(氏神)へ集結(宮入)します。 集落と神社の位置関係によっては線路を...
運転士

レールが水没して見えなくなっても運転していた

台風19号の爪痕が東日本から北日本の広い範囲で残ったままです。 鉄道に関していえば、全線での運転復旧には相当な日数が必要な区間も多数あるようです。 北陸新幹線の車両基地が水没して車両が使えなくなり(おそらく廃車になると思う)、線路は開通して...
運転士

台風19号-一部区間または全線で運転見合わせの時の乗務員

数日前から大変危険な台風であると繰り返し報道されてきた台風19号。 私は関西在住ですので、徐々に東寄りへと進路が変わっていった様子を見ていて、これならば居住地周辺は大したことはないだろうと高をくくっていました。 しかしその予想は見事に外れて...
運転士

人身事故・運転士と車掌-2

前回の続きです。 駅間途中(踏切など)での事故の場合、車掌は現場に残って運転士だけで運転を再開します。 前回も書いたように事故現場から最寄りの駅まで徐行で運転して、車掌の資格を持つ係員を乗り込ませて運転を継続します。 あくまで車掌の経験があ...
運転士

鉄道会社によって体質が違う?

先週、駅係員や乗務員ってマニアが多いのかについて書きました。 あくまで私が勤務していた会社について書いたもので、他の鉄道会社では様相が違うようです。 特に関東には鉄道系の高校が存在していて、その卒業生の大半は鉄道会社に就職しているそうですか...
運転士

鉄道のヘッドライトは日中でもハイビームが定位?

今はほぼすべての鉄道で日中のヘッドライト点灯が行われています。 日本の鉄道で常時ヘッドライト点灯が最初に規則化されたのは東海道新幹線で、これは1964年の開業時から続いています。 以前にも書いたのですが、在来線では踏切での車などとの接触事故...
運転士

駅員や乗務員はマニアが多いのか?

よく聞かれました。 「こうすけさんって電車好きだったの?」 って。 就職した当時、実家の周囲に住んでいる方や親せき、同級生にも言われた記憶があります。 おそらく世間の人もそう思っているんだろうなって思いました。 でも私の場合は特に電車が好き...
あくまで個人的な意見

ホームドアが無理ならばせめて柵を

ホームドアの設置が少しずつ進んでいるように思いますが、東高西低って感じがしますよね。 東京周辺ではどんどんホームドアが設置されていますが、大阪周辺では遅いなぁって感じがします。 ホームドアって自殺防止のためではなく、ホームからの転落や列車と...
駅勤務

今思えば倉庫整理でお宝ゲットのはずなのに

私が駅勤務をしていた昭和50年代、関西の大手私鉄では自動改集札機の導入が進んでいました。 また車両も運行標識版(行先や列車種別などが書かれた板)から方向幕(行先や種別が書かれた電動で動く幕)に少しずつ変わっていった時期です。 自動改集札機や...
運転士

居眠り運転

7月25日にJR外房線を担当していた運転士が居眠りをしていたという動画が、8月14日にマスコミなどで報道されていました。 その様子を撮影した人がSNS上にアップし拡散されて、その動画を見つけたマスコミがJRへ問い合わせをして発覚したそうです...