電車屋さんだったころの話 | ページ 3 | 事故

事故

あくまで個人的な意見

無事故を祈って乗務区の屋上に神社の分社、昔は無事湖もあったが

小さな鳥居が乗務区の屋上に 私が所属していた乗務区の建物の屋上には小さな鳥居と小さな祠(ほこら)があり、お正月には課長クラスが参拝します。 昔は寮の敷地内に設けられていたのですが、寮の廃止と土地の売却に伴って移転されたものです。 私が所属し...
助役や運転指令

相次ぐ合理化で助役の仕事の範囲が大幅に広くなった

職種がどんどん減っていった 私が入社した1981年当時は作業分担が明確に決まっていて、この作業はどの職種が行うとはっきりと分かれていました。 例えば踏切の遮断桿が折れた場合には、○○保安係が現場へ行って交通整理と遮断桿の仮復旧をしていました...
助役や運転指令

新人監督職たちのための訓練は乗客にも乗務員にも大迷惑

助役の登用は年に2回あったから 私が勤務していた鉄道会社では、車掌や運転士の登用は試験の関係もあるので年に1回だけ実施されていましたが、助役以上の監督職や管理職の登用は春と秋の年に2回行われていました。 ちなみに助役登用は任命制で、他社に多...
車掌

白杖を挟んだまま電車出発 挟んだことより非常ブレーキの不使用が

車掌から離れた場所だと杖は見えないが 9月24日14時40分ごろ、青梅線福生駅で乗車しようとした視覚障害のある男性の白状が、ドアに挟まれたまま出発するというトラブルがあったそうです。 右手で持った白状と左手の指がドアに挟まれ、左手の指はすぐ...
駅勤務

駅でも乗務員でも理不尽・身に覚えのない苦情も多かった

お客さんから直接お金を受け取る仕事って苦情を受けやすい。 もちろんその苦情がまっとうな内容であればこちらはただ平謝りするばかりですし、上司なり本社なりに連絡した上で場合によっては金銭での補償ということもありますし、菓子折りをもってお詫びに行...
著書の紹介

著書「ガタンゴトンな毎日-2 難儀な助役と先輩駅員」

「ガタンゴトンな毎日-2 難儀な助役と先輩駅員」 この作品も「ガタンゴトンな毎日-1 憂鬱な駅務見習」と同じく、まだ運転士をしていた頃にヒマつぶし程度に書き、少し手直ししては小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿していた作品ですが、手直しし...
運転士

昔より作業が多くなっているのは事実だが最優先は信号確認です

予讃線の八幡浜駅では赤信号にもかかわらず列車を出発させた。 岡山気動車支所では入換信号を確認せずに起動させたために、安全側線へ入って脱線させた。 これらの件に限らず、信号を確認せずに列車・車両を動かしたうえでの事故がかなり増加しています。 ...
助役や運転指令

夜間作業と列車の運行 短い時間で作業を行うのでトラブルもいろいろ

鉄道における夜間作業 夜行列車や貨物列車が走るJRの路線の場合は、夜間の間合いとして2時間くらいは時間を確保していると聞いたことがありますが、私が在籍していたのは関西の私鉄で最終から始発の間が間合いの時間です。 私がいた会社ではおおむね4時...
運転士

電車のことを知らずに運転していた私は故障が本当に怖かった

本当に電車のことなんて何も知らなかった 私はまったく鉄道に興味はなく、進路指導の先生に 「潰れないし、高卒でも給料が良い」 と勧められて関西の某私鉄の就職試験を受けました。 試験の合間によく話しかけてくる人も多かったのですが、大半は鉄道ファ...
助役や運転指令

台風接近が分かっていても計画運休を非難する人がいるけど

2023年8月15日に関西を縦断していき、大きな被害も出た台風7号。 前日までに多くの路線で計画運休を発表したわけですが、それに対して異論を言う著名人も多かったようです。 古市憲寿氏 「意思決定がブラックボックス。昔は走っていたのになんで今...
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