電車屋さんだったころの話 | ページ 15 | 無線

無線

運転士

まだ降りちゃダメ!

乗務員のお仕事は時間割通り 乗務員は乗務行路表で定められたとおりに乗務します。 交代時間や出庫時間、どの駅までどのような列車種別で担当するのかがあらかじめ決まっています。 乗務行路表は小さな冊子になったものを乗務員全員に配布していましたが、...
運転士

大阪北部の地震

昨日(6月18日)の朝、大阪北部の高槻市近辺を震源とする地震があり、最大震度6弱を観測しています。 緊急地震速報をキャッチした運転指令所内の列車運行管理システム(早期地震警報システム)より、自動的に地震を知らせる列車無線を送信します。 列車...
運転士

山陽新幹線で人身事故

ネット上だけではなく、テレビや新聞などでも大きく扱われている山陽新幹線での人身事故。 報道を観ていると事故そのものではなく、昨年の「のぞみ」号での台車亀裂問題で新幹線を止めなかったことと関連して報道されています。 たしかに異音や振動など異常...
運転士

JR福知山線脱線事故

2005年4月25日 今から13年前の2005年4月25日、JR福知山線の塚口と尼崎の間で発生した脱線事故。 死者107名、負傷者562名という大惨事で、現在の日本の鉄道でこれほどの鉄道事故が起きることを想像した人はいないのではないでしょう...
運転士

無視する運転指令

何の応答もしない運転指令 いま思い返しても腹が立つことに (腹が立つことが多すぎるかもしれませんが) 異常があるのでこちらから報告し指示を仰ごうと無線を飛ばしたのに、運転指令は何の返答もしなかったという1件があります。 今回はそのことをお話...
車掌

走行中に前方から異音が

昔からよくあったパーツの落下 新幹線の台車亀裂事件以降、JR西では車両の床下のパーツが落下していたとする発表が多くなっています。 JR西日本は27日、関西線や和歌山線などの一部で快速や普通電車として運用していた車両1両で、床下にあるモーター...
運転士

運転指令は落ち着いてください

運転指令員は現場上がりです 運転指令で勤務している人って特別な資格があるわけではなく、基本的には運転士から指令員になります。 私が勤務していた会社ではいつ頃からかは忘れましたが、運転士から直接運転指令にはいかず、助役である程度の経験を積んだ...
助役や運転指令

列車無線でも隠語を使うことが

隠語がいっぱい 鉄道の現場では隠語で話をすることが多いです。 所定の停止位置を行き過ぎることを新聞などではオーバーランと表現しますが、私の会社では「すべる」「えきつう」といいます。 「すべる」は止める意思があってブレーキ操作もしたのだが、制...
運転士

運転指令もミスをします

誰でもミスはするものです 通常は信号やポイントの制御はコンピューター任せなのですが、ダイヤが乱れれば運転指令が手動で制御を行います。 ダイヤが乱れていることは車掌や運転士も、そして運転指令も自覚しているので普段以上に集中して仕事をしています...
車掌

伝説の車掌-2

車内巡回の鬼 私が車掌になりたての頃、同じ乗務区に有名な車掌がいました。 “車内巡回の鬼”と呼ばれる人で、とにかく車内巡回にずっと入っている人でした。 私が所属していた乗務区は単なる通勤路線を受け持つだけだったのですが、そんなことは関係なく...