電車屋さんだったころの話 | ページ 4 | 非常制動

非常制動

運転士

大雨による線路や路盤の損壊や倒木被害

先日から九州では大雨が続いており、大きな被害が広範囲に出ています。 路盤や橋げたの損壊や流出、土砂崩れや倒木もあちこちで起きているようです。 久大本線なんて2017年の九州北部豪雨で橋げたが流されて、2018年にスピード復旧したのにまた豪雨...
車掌

はじめての一人での乗務(車掌)

私が車掌になったのは昭和58年の夏前でしたから、もう37年も昔のことになります。 私が勤務していた会社では、車掌の見習は学科が約1ヶ月間あり、その後に指導車掌(師匠)が担当する列車に乗せてもらう形で約1ヶ月間の実習があります。 実習期間の最...
運転士

お客さんがたくさん乗車したら非常ブレーキが入った・応荷重装置

前回応荷重装置の話を書きましたが、そういえば・・・と思いだした話がありますので、今回はそれを書いていきます。 ただし私が体験した話ではなく、他社で運転士をしていた友人に聞いた話ですが。 応荷重装置については前回かんたんに記しましたが、乗車具...
運転士

信号がおどる??

会社によって、また乗務区によってそれぞれの部内での言い回しっていうものがあります。 たぶん私が所属していた乗務区だけでの言い回しだと思うものの一つに「信号がおどる」という表現がありました。 ※他の乗務区や会社でも一般的なのかもしれませんが・...
運転士

なにも異常がないのに踏切障害物検知装置を作動させる原因

踏切障害物検知装置って名前が長いこともあり、列車無線でのやり取りを含めてごく普通に障検と呼んでいます。 このブログでも何度も取り上げているのでお分かりだとは思いますが、踏切内に取り残されてしまった自動車などを検知する装置です。 三次元レーザ...
運転士

ATSのトラブル-3

元々のATSって信号機にR(赤)現示がある場合に、その信号機を超えないように強制的にブレーキをかけて衝突や追突しないようにと開発された装置です。 いまでは本来のATSが意味していたものとは違う装置になっています。 もちろん赤信号を冒進しない...
運転士

600m手前では確認できない/線路の配置図を更新していないから?

京急踏切事故「600m手前から信号見えず」当初の説明と異なると題するニュースがNHKから11月12日に配信されました。 事故のあった踏切の異常を知らせる特発は、もっとも外方に設置されたものは当該踏切から340mの地点にあります。 当初会社の...
運転士

京急「快特」がトラックと衝突して脱線

青砥発三崎口行きの京急の「快特」が神奈川新町駅横の踏切で立ち往生していたトラックと衝突し、電車は先頭から3両が脱線しトラックの運転手が死亡。 乗客なども33人がけがを負った大きな事故となりました。 トラックが道に迷ってしまい、細い道から何度...
運転士

走行中にドアが開いた新幹線

まずは概要から。 8月21日東北新幹線の仙台発東京行き「はやぶさ46号」が仙台―白石蔵王間を走行中、ドアが開いたことを示すランプが点灯したことに気づいた運転士が非常制動を投入。 車掌が全開になったドアを確認し、閉めなおして15分後に運転を再...
運転士

電磁直通ブレーキ-1

たまには(元)運転士らしい話でもしましょうか(笑) 最近は電気指令式のブレーキの車両がふつうになり、電磁直通ブレーキの電車はその数を徐々に減らしています。 電気指令式って決まった段数に入れれば所定の制動力が得られるので、運転するほうにしてみ...