街道海月(かいどうみつき) | ページ 62 | 電車屋さんだったころの話

街道海月(かいどうみつき)

運転士

電車がすれ違う時の衝撃

北海道新幹線の青函トンネル内での最高速度が現行の140km/hから160km/hに引き上げられることになり、2019年春のダイヤ改正では東京―新函館北斗間の所要時間が4分短縮されて3時間58分で結ばれるようになるそうです。青函トンネルの設計...
運転士

JALのパイロットがきちんとアルコールチェックをしていなかった件

このブログでも何度かお酒がらみのことを記事にしてきました。平成22年に動力車操縦者運転免許の取消等の基準というものが国交省から出されて、酒気帯びで運転した場合には免許の取り消しもありうるという、それまでの列車の乗務員からは反感が出そうな内容...
運転士

出庫させる車両を間違えた-3

出庫させる車両を間違えるケースを2つ紹介してきましたが、誰かが間違いに気づいて何とか対処しようとするのがふつうです。ところが間違いを誰も気づかなかったために、かなり混乱したということがありました。運転士と車掌は車庫の指示された線路上に留置中...
運転士

踏切内に取り残される車いす

電動車いす、踏切事故急増=全国で高齢者5人死亡―製品機構が注意喚起方針という記事がYahoo!ニュースにありました(2018.11.11)電動車いすが踏切内で立ち往生し、高齢者が電車にはねられ死亡する事故が急増しているという記事です。電動で...
運転士

新札幌駅・信号機が倒れる

11月9日JR北海道・千歳線の新札幌駅の下り第一出発信号機が倒れて上下線を閉塞するという事故がありました。コンクリートの土台と固定していたボルトすべてが抜け落ちて信号機が倒れるという、にわかに信じがたい状態ですし、万が一走行中の列車と衝突し...
運転士

忘れ物のこと-5

駅で勤務していたころお客さんからの問い合わせで「自転車のカギを失くしたのですが届いていますか」といったカギの紛失に関する問い合わせが圧倒的多かった記憶があるのですが、「黒の二つ折りの財布を失くしたのですが届いていますか」のように、財布に関す...
助役や運転指令

出庫させる車両を間違えた-2

車庫内の入換信号については車庫を担当する信号所の助役や信号士が手動(てこ扱い)で現示しているケースが多いです。車庫(電車区)によってはプログラム化されていて半自動で入換信号を現示するところや、助役や信号士といった運輸系の職員ではなく、車両課...
運転士

速度計の故障

以前に実際の速度と速度計が示す速度が違うという経験談を書きました。これは車輪を削った際にきちんと修正しなかったために起こったものですが、今日は速度計が完全に故障した話です。各駅停車を担当していた私。電磁直通ブレーキ(HSC)で抵抗制御という...
駅勤務

忘れ物のこと-4

駅員や乗務員が忘れ物を見つけて駅へ届け出ます。最初に見つけた駅員や乗務員もさっとですが中身を確認します。だって危ない物が入っていたら大変なことになりますからね。届け出られた駅では中身をすべて出して、何が入っているのかを正確に記録していきます...
運転士

出庫させる車両を間違えた-1

今回のタイトルの“出庫させる車両を間違えた”ですが、忘れたころに誰かがやってしまうミスなんです。今回は乗務員が間違えるケースです。私がいた会社では、原則的に出庫は運転士とともに車掌も車庫へ行かなければいけません。ドアの開閉のチェックのほか、...
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