打ち上げ花火を打ち込んでくる

沿線の学校が夏休みに入ると、朝夕の通学客が皆無になるため仕事自体はホントに楽になります。

普段とは違って遅れがあまり発生しなくなりますからね。

通勤客にしても学生がいないと車内は空くわけですから、いつもよりはゆったりと電車を利用できるんじゃないかな。

ラッシュの時間帯の仕事は楽になるのですが、夜になると普段とは違った注意が必要になるんですよね。

運転士をしているとき、夏休みになるとイヤだったのが花火です。

花火大会は人出も多いし気を遣うのですが、特にイヤってわけではありませんでした。

電車を運転しながらのんびりと花火を見るのもなかなかイイものですからね(笑)

花火の何がイヤって、打ち上げ花火を電車の方へ向かって打ち込まれるのがイヤなんですよ。

河川敷で最初はおとなしく花火を楽しんでいるのですが、徐々に気分が高揚しだすのか、川に架かる鉄道の橋梁めがけて花火を打ってくるんですよ。

真っ暗な中橋梁を渡ってっているときに、“ヒューーー”って音が聞こえるのとほぼ同時に目の前に花火が飛んでくるんですよ。

当然ですが目の前だけではなく、車体に打ち上げ花火が当たることも珍しくはありません。

今時客室の窓を開けて走行している電車なんてあり得ないと思いますが、乗務員室の側開き戸の窓は開けて運転することも多く、花火が飛び込んできたことはないけど火の粉が入ってきたことはありますから。

当然ですけど電車へ向かって打ち上げ花火を上げれば、列車無線で運転指令に報告して所轄の警察へ通報してもらいます。

しかし毎年河川敷から橋梁を通過中の電車に向かって、打ち上げ花火が撃ち込まれる事案って発生している気がする。

警察がやってきてもその場での厳重注意で終わると思うので、翌年もまた同じ河川敷で打ち上げ花火を電車に向かって打ち込んでいるのかな。

以前にも書いたことがありますが、側開き戸の窓を開けて運転しているとき、踏切で列車の通過を待っていた歩行者に火の着いたタバコを投げ入れられたこともあります。

夏休みの期間中ってあまり良い経験がない気がするなぁ。