街道海月(かいどうみつき) | ページ 81 | 電車屋さんだったころの話
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街道海月(かいどうみつき)

車掌

たばこを吸いながら運転?!

たばこに寛容だった時代喫煙ルームなどではなく、客室の座席に座ってたばこが吸える電車ってほぼ無くなりました。153系や117系時代の新快速なんて、京都以東と西明石以西では座席に座りながらたばこが吸えたのに。新幹線だって元は全席でたばこが吸えた...
車掌

車内補充券

一番楽しかった車掌の仕事は私が車掌をしていてもっとも楽しかったこと。それは車内補充券の発券でした。ドアを開閉するのも車掌らしい仕事なのですが、これは楽しいというよりは緊張感を持った仕事だったので、楽しさを感じたことはなかったです。車内への放...
運転士

回生ブレーキが効かない

運転士になって3~4年経った頃でしょうか。最終電車を担当していたときです。車両はVVVF制御の車両でブレーキは回生ブレーキという、今の主流の電車でした。線区の途中駅までの普通電車で、到着後はそのまま留置となる仕業でした。始発や最終の回生ブレ...
駅勤務

廃札

自動改集札機私が駅勤務の頃には自動改集札機の設置が進み、多くの駅で使われていました。関西では比較的早く普及していたのです。しかし当時の国鉄ではまだ改札は駅員の手によって行われていました。私が勤務していた会社では乗降客数が多い駅においては、機...
運転士

パンタグラフが雪に負けて

昨日よく冷え込んだ朝はパンタグラフが上がらない車両があるという文章を書きながら、ちょっと思い出したことがあるのでそれを書いていきます。雪の少ない地域私が勤務していた会社は関西の鉄道会社で、あまり雪が降るような地域は走ってません。ですので雪に...
車掌

寒くなるとパンタグラフが上がらない

私が車掌のころには、寒さが厳しくなるとパンタグラフを上げられない車両がたくさんありました。パンタグラフはばねの力で上がっています電車のパンタグラフはバネによって上がっていて、架線の無いところでパンタを上昇させると一直線にまっすぐな状態で立っ...
助役や運転指令

どこの会社の無線?

列車無線移動局(列車など)と基地局(運転指令)との通信には無線が使われています。最近は徐々にですがデジタル化も進んでいるようですが、私が列車の現場にいた時にはまだアナログの無線でした。今はどうなっているのかは知りませんが。基地局からの無線の...
運転士

雪が降った次の日

降雪の日が多いですこの冬は本当に寒くて、雪が降る日も例年より多いですね。乗務員室は本当に寒いのですが、雪が降る外よりは少しは暖かいです。すると前面のガラスに雪が付着すると、曇ってしまって前方が見えなくなります。くもり止め装置これでは困るので...
車掌

伝説の車掌-1

どこを走っている列車なんだ?私より3つ年下ながら、伝説的存在だった車掌がいます。その方は後に運転士になったものの、数年で駅勤務となり現在に至っています。何が伝説かというと、車内へ放送する駅名が無茶苦茶なのです。駅の順番が違うだなんて序の口で...
運転士

手を振れなくなった

駅停車中はホッとできる瞬間です列車を担当していてどこかの駅に到着します。運転士はこの止まっているときって本当にホッとできる瞬間です。そして車掌に対して早くドアを閉めろよ!これ以上遅らせるなよ!って思うこともある瞬間なのです。手を振る子供って...
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