街道海月(かいどうみつき) | ページ 62 | 電車屋さんだったころの話

街道海月(かいどうみつき)

運転士

新札幌駅・信号機が倒れる

11月9日JR北海道・千歳線の新札幌駅の下り第一出発信号機が倒れて上下線を閉塞するという事故がありました。コンクリートの土台と固定していたボルトすべてが抜け落ちて信号機が倒れるという、にわかに信じがたい状態ですし、万が一走行中の列車と衝突し...
運転士

忘れ物のこと-5

駅で勤務していたころお客さんからの問い合わせで「自転車のカギを失くしたのですが届いていますか」といったカギの紛失に関する問い合わせが圧倒的多かった記憶があるのですが、「黒の二つ折りの財布を失くしたのですが届いていますか」のように、財布に関す...
助役や運転指令

出庫させる車両を間違えた-2

車庫内の入換信号については車庫を担当する信号所の助役や信号士が手動(てこ扱い)で現示しているケースが多いです。車庫(電車区)によってはプログラム化されていて半自動で入換信号を現示するところや、助役や信号士といった運輸系の職員ではなく、車両課...
運転士

速度計の故障

以前に実際の速度と速度計が示す速度が違うという経験談を書きました。これは車輪を削った際にきちんと修正しなかったために起こったものですが、今日は速度計が完全に故障した話です。各駅停車を担当していた私。電磁直通ブレーキ(HSC)で抵抗制御という...
駅勤務

忘れ物のこと-4

駅員や乗務員が忘れ物を見つけて駅へ届け出ます。最初に見つけた駅員や乗務員もさっとですが中身を確認します。だって危ない物が入っていたら大変なことになりますからね。届け出られた駅では中身をすべて出して、何が入っているのかを正確に記録していきます...
運転士

出庫させる車両を間違えた-1

今回のタイトルの“出庫させる車両を間違えた”ですが、忘れたころに誰かがやってしまうミスなんです。今回は乗務員が間違えるケースです。私がいた会社では、原則的に出庫は運転士とともに車掌も車庫へ行かなければいけません。ドアの開閉のチェックのほか、...
車掌

忘れ物のこと-3

駅で勤務していたころはほとんどなかったのですが、運転士生活の晩年になって増加していったのが「走行中の車内の忘れ物を車掌に探させろ」という依頼です。基本的に忘れ物を探すのは駅係員の仕事で、停車時間の関係から終点や停車時秒が長い駅に限定されます...
運転士

もっと一生懸命に走れ!

私が運転士になった昭和の終わりごろまでは、少々の速度オーバーは日常茶飯事のことでした。他の列車との連絡で出発が遅れたとしても、終点に着くまでには遅れを取り戻すのが運転士の仕事。そしてそれを助けるのが車掌の仕事、という風潮が色濃く残っていまし...
車掌

なんで時間ちょうどに出発させるんや!

だいぶ前にも書きましたが、電車が早く出発したという早発に関するクレームって意外と多いです。やはり多いのが時刻表に書かれた時間に来たのに電車に乗れなかったというクレームです。出発時間ってドアが閉まって電車が動き出す時間のことですから、時刻表に...
駅勤務

忘れ物のこと-2

電車から降りてしばらくして気付く“あっ!さっき買ったばかりのものを電車に忘れてきた!”そこで改札や駅事務室などへきて忘れ物を探してほしいと依頼を受けます。まずは乗車していた電車の特定。どこの駅を何時に発車した電車だったのか、何時に到着した電...
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