電車屋さんだったころの話 | 福知山線

福知山線

あくまで個人的な意見

大雨で運休した秋田新幹線・異常時に備えて冗長性の確保も必要だが

2023年7月14日からの豪雨によって秋田新幹線が19日まで全線運休となった。 あまりの雨の多さによって設備の被害状況の確認ができなかったことが原因で、幸いなことにその後の点検によって新幹線については大きな被害を被っていないことが確認されて...
あくまで個人的な意見

福知山線脱線事故後もミスをした乗務員への的確な教育なんて……

早いもので、あの信じられないような脱線事故から18年を迎えます。 事故前日に福知山線(JR宝塚線)の尼崎~伊丹間を利用し、あの脱線事故の現場のカーブに明らかに速度超過で進入していたし、往復ともに最後部の車両に乗車していて、カーブを抜ける前に...
著書の紹介

著書「電車屋さんだったころの話 Ⅲ」について

「電車屋さんだったころの話 Ⅲ」の内容の紹介です。 当サイトの記事からいくつか選び大幅に書き直した記事と、書籍用に新たに書き下ろした記事を合計31話収録しています。 駅員だったころの話、鉄道のいろいろな話、車掌だったころの話、運転士だったこ...
運転士

融雪機の使用で枕木に火が移ってJR西で運休騒ぎ

10年に一度と言われた強烈な寒波が去った後も、寒さが残る状態が続いています。 JR西日本の京都周辺では雪によってポイントが不転換を起こし、多数の列車が立ち往生しました。 このことはこのブログでも簡単に書きましたが、並行する私鉄では事前にポイ...
運転士

防護無線の使用についてもう少し考える方が良いのでは?

12月12日、JR西日本 桜島線(JRゆめ咲線)西九条~安治川口間の踏切に男性2人が立ち入っている(渡り遅れ?侵入?)ことを運転士が発見して非常制動を投入。 その際に防護無線を発報したため周囲の電車も緊急停止。 大阪環状線では野田駅を発車し...
運転士

人身事故で列車運転見合わせが長引く原因を作った事故から20年

ちょうど20年前の2002年(平成14年)11月6日に発生した「東海道線救急隊員死傷事故」 概要は以前に「人身事故で運転抑止が長引く原因」という記事にも書きましたが、今回はちょっとおさらいです。 JR神戸線(東海道本線)塚本~尼崎間の軌道内...
運転士

さすがに列車を止めすぎ、遅らせすぎだと思うけど

ここ20年ほどのことですが、とにかく列車の運転を抑止しすぎだと思う件が多すぎるように思います。 人身事故でも最近は1時間くらい運転を止めることが普通になっているし、下手すりゃ2時間くらい平気で止めちゃいます。 昔も人身事故発生時は少しは止め...
運転士

また最近オーバーランの記事をよく目にするけど

23日午前8時26分ごろ、JR京浜東北線・日暮里駅(東京都荒川区)で、大宮発鶴見行き普通電車(10両編成)が駅に進入する際、停止位置を約10メートル通り過ぎて停車した→Yahoo!ニュース 20日午前0時半ごろ、埼玉県さいたま市南区のJR武...
運転士

福知山線脱線事故から17年 運転士へのプレッシャーは増している

2005年4月25日に発生した、JR西日本福知山線(JR宝塚線)塚口~尼崎間で発生した列車脱線事故。 死者107名、負傷者562名を数える大惨事であり、まさか平成の時代になってこんな事故が起きるとは思ってもみませんでした。 毎年福知山線脱線...
運転士

JR九州 指導運転士が吐き気で席を離れ運転士見習が単独で運転

先日新幹線で腹痛のために運転士が運転席を離れ、動力車操縦者免許を持たない車掌を助士席に座らせて運行していたことが発覚したばかりですが、今度はJR九州での事案です。 運転士見習の操縦の指導を行っていた指導運転士(教導とか師匠)が吐き気をもよお...