電車屋さんだったころの話 | ハンドル

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運転士

保安装置(デッドマン)をヘアゴムやテープで動作しないようにする

デッドマンとEB 主に私鉄で使われている保安装置がデッドマンです。 運転士に急病など異変があった場合に直ちに電車を止めるための装置で、デッドマン=運転士の死とストレートなネーミングになっています。 マスコン(電車を起動させる装置で車で言えば...
あくまで個人的な意見

車掌や運転士の大きな動作と声による指差喚呼は誰のため?

大きな動作と声による指差喚呼 Xに投稿された動画。 そこにはJR東海の女性車掌さんが大きな動作による指差喚呼を行っている様子が。 返信や引用リポストの多くはおおむね “JR東海を安心して利用できる理由の一つ” として賞賛しているものが多かっ...
運転士

時計やスタフの置忘れとマスコンキーやハンドルの抜き取り忘れ

時計やスタフの置忘れ 列車を担当して終点に到着する。 交替ではなく乗務場所を代わって引き続き反対方面への列車を担当する場合。 当然ですが運転に必要な持ち物や備品類を持って乗務場所を替わるわけですが、たまにやってしまうのが時計やスタフなどの置...
運転士

大阪メトロ・御堂筋線で赤信号を越えて止まる事象が…

大阪メトロで赤信号を越えて止まる事象が 2月13日18時ごろ、大阪メトロ御堂筋線で駅間の停止信号機をおよそ20メートル行き過ぎて停止するという事象がありました。 心斎橋からなんばへ向かっていた列車で、時速70キロで走行中にY(黄)現示の信号...
運転士

訓練は大事ですが、遅延を発生させる訓練は・・・

訓練にもいろいろあって 当然ですが運転士や車掌も事故や故障に対する訓練を定期的に行います。 特に力を入れていたのが列車火災による避難誘導の方法。 毎年一回は必ず行いますし、私が在籍していたころは2年に1回は試運転列車を出して営業路線上で訓練...
助役や運転指令

訓練列車が途中で故障して急遽別の訓練?になった話

訓練列車 私がいた乗務区では年間24時間の研修会が設定されていて、すべての乗務員は必ず受講する必要がありました。 病気等で研修会実施期間中に受講できない場合は、後日マンツーマンで監督職とお勉強することになっていました。 研修会は机上だけでは...
助役や運転指令

するのもされるのもイヤだった「裏面添乗」

裏面添乗とは ふつうは添乗と言えば乗務員室に乗車することをいい、助役が指導監督したり、施設関係の係員が乗車して目視による点検を行ったり、私がいた会社では原則禁止でしたが乗務員が別の勤務場所へ移送する際に乗車することです。 また便乗など他の勤...
助役や運転指令

新人監督職たちのための訓練は乗客にも乗務員にも大迷惑

助役の登用は年に2回あったから 私が勤務していた鉄道会社では、車掌や運転士の登用は試験の関係もあるので年に1回だけ実施されていましたが、助役以上の監督職や管理職の登用は春と秋の年に2回行われていました。 ちなみに助役登用は任命制で、他社に多...
運転士

電車のことを知らずに運転していた私は故障が本当に怖かった

本当に電車のことなんて何も知らなかった 私はまったく鉄道に興味はなく、進路指導の先生に 「潰れないし、高卒でも給料が良い」 と勧められて関西の某私鉄の就職試験を受けました。 試験の合間によく話しかけてくる人も多かったのですが、大半は鉄道ファ...
運転士

曲線部では極力ブレーキをかけるなとよく言われましたが

昔の乗務区はまるで…… 私が運転士になったのは1988年(S63)の春で25歳の時。 当時の乗務区には太平洋戦争勃発以前に生まれた乗務員も多くいましたし、助役や首席助役なんてそれこそ戦前生まれが多数を占めていました。 その影響からだと思いま...
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