電車屋さんだったころの話 | ページ 3 | 運転士

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なんでもかんでも「信号現示に従って進行してください」

異線現示 本来進行するはずの進路ではなく、まったく別の進路へ進むようにと信号が現示される場合があり、これを異線現示と呼んでいます。 信号の制御はポイントや行先表示機などとともに列車運行管理システムで制御されているのですが、いろいろな原因によ...
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積雪や動物などと接触で運転できなくなり立ち往生で車内に閉じこめ

大雪・積雪や動物との接触で運転継続できない 2018年1月にJR東日本の信越線で大雪により列車が進行できなくなり、運転再開までに15時間を要したということがありました。 2023年1月にはJR西日本の京都付近で積雪のために多数の列車が立ち往...
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レールもATSも…… とにかく車庫は本当に怖かった

曲線になっていないしレールは薄っぺらだし 私がいた会社だけかもしれませんが、とにかく車庫のレールはすり減っていてぺったんこで、遊間(レールとレールの隙間)は相当広く取られているし、曲線も本線路とはまったく違っていて、直線に近いレールを並べて...
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空転によってセノハチを上れず運休

上り急勾配と落ち葉 山陽本線の瀬野ー八本松といえば超有名な難所。 今でも貨物列車は最後部に補機をつなげて押してやらないと、この区間の急勾配を上ることができない。 そんな難所で11月6日15時35分ごろ上り普通列車が空転して動けなくなり、一部...
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編成両数を間違えて停車しホームがない場所で乗客が転落

ワンマン運転で編成両数を誤認してドアを開扉 10月27日22時を回ったころ鹿児島本線広木駅で、4両編成の普通列車を担当していた運転士が編成両数2両だと勘違いしてしまい、本来の停止位置より手前に停車。 このために最後部となる4両目の車両がホー...
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回送列車で運転スキルを上げるためのお勉強

回送列車 回送列車と言えどもダイヤがあるわけで、好き勝手に運転して良いわけではありません。 あまりにもゆっくり運転しすぎて後続の列車を遅らせることがあってはいけないし、あまりに飛ばしすぎて先行列車に近付きすぎて踏切を閉まりっぱなしの状態にし...
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昔より作業が多くなっているのは事実だが最優先は信号確認です

予讃線の八幡浜駅では赤信号にもかかわらず列車を出発させた。 岡山気動車支所では入換信号を確認せずに起動させたために、安全側線へ入って脱線させた。 これらの件に限らず、信号を確認せずに列車・車両を動かしたうえでの事故がかなり増加しています。 ...
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運転士ではどうにもできないブレーキ時の揺れや振動が発生する車両

車両の過渡期 私が運転していたのは2014年までですので、もう10年近くになります。 なのでその間に登場した新しい技術を用いた車両は担当していません。 10年も経過すると新しい技術が出てきますし、その分操縦のしやすさや乗り心地も改善されてい...
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電車のことを知らずに運転していた私は故障が本当に怖かった

本当に電車のことなんて何も知らなかった 私はまったく鉄道に興味はなく、進路指導の先生に 「潰れないし、高卒でも給料が良い」 と勧められて関西の某私鉄の就職試験を受けました。 試験の合間によく話しかけてくる人も多かったのですが、大半は鉄道ファ...
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JRの快速列車が通過駅に誤って停車 JR九州篠栗線

眠気に襲われやすい時間帯 ヤフーニュースに載っていたタイトルの件。 篠栗線の上り快速列車が通過駅の筑前山手に停車してしまい、お客さんが2名降りてしまったとのこと。 おそらくワンマン運転の快速列車だったのだろうと思いますが、眠気に負けて自然と...
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