電車屋さんだったころの話 | ページ 9 | 無線

無線

運転士

マジであせった・・・ブレーキハンドルの故障

支線を担当していた日のことです。 その路線には電磁直通ブレーキに抵抗制御という、今では珍しくなりつつある車両が走っていました。 でもその当時は本線の優等列車でもごくふつうに電磁直通ブレーキで抵抗制御という車両が使用されていましたから、特に珍...
運転士

停車駅の変更や列車種別の新設や統合は乗務員や運転指令は混乱するのです

利用者の増加が見込める駅にそれまで通過していた列車を停車させたり、別の列車種別として新たに設定したり。 そうかと思うと、思うほど効果がなかったと見るや複数の列車種別を統合してみたり。 停車駅の変更や列車種別の変更などはお客さんも戸惑うことが...
運転士

橋桁に自動車やトラックが衝突する事故

鉄道の線路にはたくさんの橋梁があり、川を渡るもの以上に線路の下を道路が通過するための橋梁(陸橋)の方が多いのではないかな。 平面のままだと踏切によって交通が遮断されるのですが、鉄道の線路を高架や築堤にして道路と交差する個所には橋梁を架ければ...
運転士

ひき逃げ?線路内の障害物を確認すると・・・

11月23日、JR奥⽻線・天童南~天童間で線路内に何か障害物があると下り普通列車の運転士が停車して確認したところ、どうもひかれたような遺体だったという一件がありました。 おそらくですが、発見した列車の1本前を走行していた列車と接触して、お亡...
運転士

レール交換時のカントの付け忘れ?

カントという言葉をご存じでしょうか。 曲線部において内側のレールよりも外側のレールを高い位置に設置することで、遠心力を打ち消してより高速で曲線を通過できるようにするために設けられています。 カントが設けられているから、曲線を通過していく車両...
助役や運転指令

同じ列車番号の列車が同じ線内に同時に存在-2

「同じ列車番号の列車が同じ線内に同時に存在」の続きの記事となります。 前回の記事では車両振替の際に同じ列車番号の列車が同じ線内・同じ駅に存在する事例を書きました。 車庫構内など本線路以外では列車番号は持たずあくまで“車両”として扱うのですが...
運転士

誤停車は運転士のせいだけどドアを開けたのは誰のせい?

前回このブログで通過駅なのに停車してしまい、おまけに車掌もドアを開けてしまった京葉線での話を書きました。 その中で、私が勤務していた会社でも運転士が通過駅なのに誤って停車させてしまい、車掌もつられてドアを開けたケースは私が在職中に10件近く...
車掌

人身事故で車両振替となった車両を出入庫させたときの話

私が車掌だった昭和50~60年代、私が勤務していた会社ではワンマン運転を実施していませんでしたから、出庫や入庫を含めて車掌の乗務が必須となっていました。 車両故障や人身事故などで車両の振り替えを行うときでも、駅に隣接している車庫といったわず...
運転士

踏切でレールを枕にして寝転ぶ人が

少し前に “初めて人身事故を強く意識したとき” という記事を書きました。 本務運転士(独車)になってすぐと3年目のときの話を書いたのですが、運転士をしていた26年の間には 「これは轢いたな」 「これはダメだな」 って人身事故を覚悟したことは...
助役や運転指令

場内信号機の手前で止まるように指示された理由

私は23時過ぎに起点駅を出発する優等列車を担当していました。 車内はお酒が入った旅客でかなり混雑していました。 起点駅は駆け込みなどがあり30秒ほど遅れて出発。 バブルの頃なんて23時以降の列車を30秒遅れで出発させられたら大したもの、1分...
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