電車屋さんだったころの話 | ページ 2 | 福知山線

福知山線

運転士

運転状況記録装置-2

「鉄道用のドライブレコーダー 設置十分に広がらず」 ずいぶん前に記事にした運転状況記録装置のことですが、先日このようなタイトルの記事を目にしました。 運転状況記録装置に関しては下記に超簡素化して書いていますのでご参照ください。 運転状況記録...
運転士

福知山線脱線事故から16年

毎年書いている福知山線脱線事故の記事。 昨年に続いて今年も慰霊祭が中止されたほか、マスコミでの取り上げ方も今年はかなり少なかった気がします。 コロナの影響もあるし、16年という年月の問題もありますし。 ただただ同種の事故が今後は起きないこと...
運転士

私が運転士の見習だったころのはなし-5

私が運転士見習だったのはもう30年以上昔のこと。 その当時の指導員(師匠)の中には厳しいというのを通り越して、いまならばパワハラだと訴えられてもおかしくないような言動をする指導員も数多く存在しました。 「アホか!そんなところでブレーキ入れた...
運転士

乗務員の体調不良

2020年12月3日のことですが、JR羽越線の普通列車を担当していた女性運転士が、駅に停車中に体調不良を訴える事案がありました。 体の震えが止まらず運転継続は困難だと運転指令に報告し、病院に救急搬送された。 乗務前には体の異変などの申告はな...
運転士

福知山線脱線事故が発生して明日で15年

このブログを開設して3年が過ぎましたが、やっぱり関西の鉄道業に従事していた人間としては忘れることができない事件なので、今年も少しばかり触れようと思います。 原因はご存じのように、制限速度を大幅に超過してカーブに進入したことで脱線し、マンショ...
運転士

運転状況記録装置-1

運転状況記録装置を鉄道車両に装備するように省令(鉄道に関する技術上の基準を定める省令)が改正されたのが平成18年(2006年)で、既存車両への設置には時間や費用もかかるということから平成28年(2016年)6月30日までは猶予期間が設けられ...
運転士

踏切の遮断棹が折れたときやきちんと降下しないとき

1年間にどのくらい折られるんだろうと思うくらい、踏切の遮断機の棒(遮断棒・遮断桿・アームなどいろいろ呼び方がありますがここでは遮断桿とします)って本当に頻繁に折られます。 “踏切内で自動車が立ち往生しても、遮断桿を押して出れば脱出できる” ...
助役や運転指令

報道されない事故もたくさんあります

平成になっても鉄道に関する事故は多く発生しました。 平成3年の信楽高原鉄道列車正面衝突事故や平成17年の福知山線脱線事故では多くの死亡者が出る大惨事も起きています。 死者は出なくても負傷者が出る事故は数多く発生していますし、昭和の時代よりは...
運転士

明日で14年 福知山線脱線事故

早いですね、もう14年にもなるのです。 私は所用で脱線事故の前日に尼崎と伊丹の間で福知山線を利用しました。 あの時に感じたのは カーブへの進入速度は上下線ともに制限速度より速かった。 ※速度計を見たわけではありませんが、運転士をしていると速...
運転士

人身事故で運転抑止が長引く原因

2002年11月06日 JR西日本・東海道本線・塚本~尼崎間で起きた救急隊員と列車との接触事故を覚えておられる方も多いでしょう。 軌道内に立ち入り遊んでいた中学生2名のうち1名が、下り「新快速」に轢かれて重傷を負いました。 救助のために軌道...
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