報道されない事故もたくさんあります

平成になっても鉄道に関する事故は多く発生しました。

平成3年の信楽高原鉄道列車正面衝突事故や平成17年の福知山線脱線事故では多くの死亡者が出る大惨事も起きています。

死者は出なくても負傷者が出る事故は数多く発生していますし、昭和の時代よりは保安装置などの設備が整ったとはいえ、やはり設備を整える電気や土木系の係員の地道な努力であったり、乗務員や信号・保安の係員のほか運転指令などがどれだけ細心の注意を払って職務にあたるか。

結局は最後は人の努力と注意力に頼るしかないのかなという感じです。

 

テレビや新聞で報道されなくても、今はネットニュースで人身事故を含めてほぼすべての事故が報道されています。

昔はネットニュースなんてなかったから、人身事故の話題が日本中に知らされることなんてなかったのですけどね。

でも今でも報道されない事故が存在します。

営業路線外での事故、例えば車庫構内での衝突事故や脱線事故なんて会社が公表しなければ報道されることもありません。

こういう書き方をするということは

やっぱりあるんですよ、会社内で処理されてしまう事故って。

ただ死傷事故になれば今は必ず公表しているハズですから、公表しない事故は人の生死に関係のない事故ということになります。

最も大笑いした公表していない事故としてはこういうものがありました。

車両メーカーから納入された新型車両。

下回りの機器も一新された車両だったように記憶しています。

車庫でまずは各機器のチェックをしたり、配線関係なども車両課の人たちが事細かにチェックしていきます。

新型の車両の場合、おそらく車両メーカーへ本社の車両部門の偉い人が何度も足を運ぶとは思いますが、実際に普段のメンテナンスを行う係員は納入されてからじっくり細部を確認するわけです。

何日かかけてチェックをしていき、車庫内で実際に車両課の人が低速で運転します。

車両メーカーでも行うブレーキのチェックなどは実際に走らせても行う必要がありますから。

車庫構内ってたくさんポイントがあり渡っていくのですが、このポイント通過時に異変が起こったのです。

社内の規定に沿って(接触限界など)作られているハズなのに、ポイントを渡るときに床下の機器が入換信号機に接触して次々に破壊していったというのです。

その様子を見ていた人たちは唖然としたり、悲鳴を上げたり、顔が真っ青になったりしたといいますから。

 

数値上は接触限界の範囲内だったらしいのですが、今までとは違う大きさの機器を、今までとは違う場所に付けた(艤装)ために起こった事故でした。

入換信号機が何か所も使えなくなったため、夕方以降のラッシュのための出庫に影響が出ましたが

“車庫内のポイント故障”

とだけ駅などで伝えられました。

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