電車屋さんだったころの話 | ページ 7 | 脱線

脱線

運転士

明日で14年 福知山線脱線事故

早いですね、もう14年にもなるのです。 私は所用で脱線事故の前日に尼崎と伊丹の間で福知山線を利用しました。 あの時に感じたのは カーブへの進入速度は上下線ともに制限速度より速かった。 ※速度計を見たわけではありませんが、運転士をしていると速...
運転士

相手に判断を出してもらうまで待ってしまう~のぞみ号台車亀裂事故

2017年12月11日に起きた、博多発東京行のぞみ34号の台車に亀裂が入ったまま走行を続け、名古屋駅で運転を取りやめて確認したところ、下手すると台車枠が破断してしまい脱線の可能性もあったとする事故の検証結果が昨日公表されました。 このブログ...
運転士

強風で飛来物が飛んできますがパンタグラフはすごく弱いものなので

昔の古い車両は全体的に重くて重心が低い位置にあったため、少々の風にはビクともしませんでした。 それが車両の軽量化が叫ばれるようになり、ボディはアルミやステンレスで台車はボルスタレス。 なのに空調設備は昔の大きなタイプのものが屋根に乗っかって...
運転士

訓練のための訓練になっていた気がする

今日は3月11日。 東日本大震災発生から8年が経過しました。 地震による脱線のほか津波による被害も多数ありました。 地震発生当時私はまだ現役の運転士でしたので、いろいろと考えさせられるものがありました。 運転士や車掌として乗務しているときに...
駅勤務

現場で働く駅員や乗務員にも正しい情報は流れてこない

事故や故障などで運行がストップしたとき、多くのお客さんが真っ先にとる行動とは。 当然ですが鉄道会社の制服を着た職員を捕まえて、いったい何があっていつごろ運転再開するのかといった情報を得ることですよね。 通勤通学のほか様々な用事を行うために鉄...
運転士

運転指令が速度規制の通告を忘れる

1月29日、強風のために25Km/h以下に規制されていたのに、運転指令が通告を忘れてしまったことで通常通りの100Km/h程度で走行したことが昨日30日に発表されました。 常磐線の東海と大甕の間で、当日は強風が吹いたりやんだりを繰り返してい...
運転士

布団が吹っ飛んで遅延した京急線

昔からよく言われる古典的ギャグの一つに 「布団が吹っ飛んだ(ふとんがふっとんだ)」 というものがあります。 「ふとん」と「ふっとんだ」とを掛けてあるダジャレですね。 1月28日の夕方、京浜急行生麦駅~京急新子安駅間の軌道上に布団が飛来してい...
運転士

人身事故で運転抑止が長引く原因

2002年11月06日 JR西日本・東海道本線・塚本~尼崎間で起きた救急隊員と列車との接触事故を覚えておられる方も多いでしょう。 軌道内に立ち入り遊んでいた中学生2名のうち1名が、下り「新快速」に轢かれて重傷を負いました。 救助のために軌道...
運転士

もっと一生懸命に走れ!

私が運転士になった昭和の終わりごろまでは、少々の速度オーバーは日常茶飯事のことでした。 他の列車との連絡で出発が遅れたとしても、終点に着くまでには遅れを取り戻すのが運転士の仕事。 そしてそれを助けるのが車掌の仕事、という風潮が色濃く残ってい...
運転士

乗務員と飲酒

・寝台特急「紀伊」機関車衝突事故(1982年) ・西明石駅寝台特急「富士」列車脱線事故(1984年) これらの事故の共通点をご存知ですか? この2つの事故はともに、機関士の飲酒運転が原因となった事故です。 名古屋での事故のとき私は駅勤務でし...
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