街道海月(かいどうみつき) | ページ 72 | 電車屋さんだったころの話

街道海月(かいどうみつき)

車掌

寒くなるとパンタグラフが上がらない

私が車掌のころには、寒さが厳しくなるとパンタグラフを上げられない車両がたくさんありました。パンタグラフはばねの力で上がっています電車のパンタグラフはバネによって上がっていて、架線の無いところでパンタを上昇させると一直線にまっすぐな状態で立っ...
助役や運転指令

どこの会社の無線?

列車無線移動局(列車など)と基地局(運転指令)との通信には無線が使われています。最近は徐々にですがデジタル化も進んでいるようですが、私が列車の現場にいた時にはまだアナログの無線でした。今はどうなっているのかは知りませんが。基地局からの無線の...
運転士

雪が降った次の日

降雪の日が多いですこの冬は本当に寒くて、雪が降る日も例年より多いですね。乗務員室は本当に寒いのですが、雪が降る外よりは少しは暖かいです。すると前面のガラスに雪が付着すると、曇ってしまって前方が見えなくなります。くもり止め装置これでは困るので...
車掌

伝説の車掌-1

どこを走っている列車なんだ?私より3つ年下ながら、伝説的存在だった車掌がいます。その方は後に運転士になったものの、数年で駅勤務となり現在に至っています。何が伝説かというと、車内へ放送する駅名が無茶苦茶なのです。駅の順番が違うだなんて序の口で...
運転士

手を振れなくなった

駅停車中はホッとできる瞬間です列車を担当していてどこかの駅に到着します。運転士はこの止まっているときって本当にホッとできる瞬間です。そして車掌に対して早くドアを閉めろよ!これ以上遅らせるなよ!って思うこともある瞬間なのです。手を振る子供って...
車掌

勉強不足の車掌が多くなった

車掌は電車のことを知らないと仕事にならなかった私が車掌をしていたのは今から30年以上前。その頃の車掌は、車両のことを知っていないと恥をかいてしまう場面が本当に多かったです。古い車両ってすぐどこかが調子悪くなるので、乗務中に運転士からいろいろ...
駅勤務

ダイヤ改正発表のシーズン

昔は10月改正も多かった最近は3月に大規模なダイヤ改正を行うことが多くなってきました。昔は10月にもよくあったのですけどね。JRは比較的早くダイヤ改正の情報をプレス発表しますが、私が勤務していた会社は本当に遅かったですよ。たしか1ヶ月くらい...
運転士

雪の日の運転

雪の日の運転今冬は気温が低い日も多いですし、雪の量も例年より多いようですね。ということで今回は雪の日の運転についてです。私は関西の私鉄で勤務していたのですが、雪が積もって輸送障害が起こるということは滅多にありません。ですので雪や雨に関係なく...
駅勤務

硬券と車内補充券

私が所属していた会社では硬券の発売はありませんでしたが(大昔は発売していたのかもしれないけど・・・)国鉄をはじめ一部の私鉄では硬券の連絡乗車券を発売していましたので、時々目にすることがありました。硬券は自動改集札機では処理できませんので、手...
車掌

区外泊は遠足気分

鉄道の現業職は泊まり勤務が多い職業です。駅や乗務などの運輸部門だけではなく、車両・土木・電気など現業職では本当に泊まり勤務が多いのです。私が所属していた会社の乗務区では基本的に乗務区内にある仮泊設備に泊まるのですが、少しだけ乗務区以外に泊ま...
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