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硬券と車内補充券

私が所属していた会社では硬券の発売はありませんでしたが
(大昔は発売していたのかもしれないけど・・・)
国鉄をはじめ一部の私鉄では硬券の連絡乗車券を発売していましたので、時々目にすることがありました。
硬券は自動改集札機では処理できませんので、手で集札を行っていました。
今ならばお宝モノになるのかもしれませんが、他社からの硬券をはじめ車内補充券などエンコード化されていなくて自動改集札機で処理できない切符は、全て本社送りとなっていました。
自動券売機で発売された連絡切符は発売された時点でデータ化されているので問題ないが、エンコード化されていない切符はすべて集めて集計して相手会社へ料金を請求すると言ってました。
嘘か本当かは知りませんが、このような理由で硬券や車内補充券はすべて回収して、カギがかかった着札用の箱にすべて投入する決まりでした。

 

私が駅勤務のころに
「この切符欲しいのですが」
って硬券や車内補充券で降りてくる人に会ったことがないのですよ。
なのに普通にエンコード化された裏が茶色い切符を持って降りてきた人には
「すいません、いただけませんか」
って尋ねられることは時々あったのですけど。
あの当時って硬券や手書きで車内で発行する車内補充券って珍しくなかったからでしょうか。

 

 

 

ちなみに私に切符が欲しいと言ってきた場合には
「いいですよ、無効印押しますか?そのままが良いですか?」
って毎回こちらから聞いていました。
ほとんどの人は無効印を押してくださいって言ってました。
どこの駅でもホコリをかぶっている状態でしたからね、無効印って。

 

今や硬券を発行している鉄道会社は希少だと思いますし、車内補充券もレシートみたいな切符になってますよね。
硬券って切符らしくて好きだったのだけどなぁ。

 


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駅勤務
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