街道海月(かいどうみつき) | ページ 37 | 電車屋さんだったころの話

街道海月(かいどうみつき)

運転士

踏切でレールを枕にして寝転ぶ人が

少し前に“初めて人身事故を強く意識したとき”という記事を書きました。本務運転士(独車)になってすぐと3年目のときの話を書いたのですが、運転士をしていた26年の間には「これは轢いたな」「これはダメだな」って人身事故を覚悟したことは何度かあった...
運転士

私が運転士の見習だったころのはなし-4

ネットのニュースでこんな記事を見つけました。「見習い」指導する立場の運転士、特急乗務中にウトウト…乗客から指摘運転士の見習に操縦方法を教えるなど指導する立場にある指導運転士が、見習が運転する横でウトウトしてしまったという記事です。この記事を...
助役や運転指令

場内信号機の手前で止まるように指示された理由

私は23時過ぎに起点駅を出発する優等列車を担当していました。車内はお酒が入った旅客でかなり混雑していました。起点駅は駆け込みなどがあり30秒ほど遅れて出発。バブルの頃なんて23時以降の列車を30秒遅れで出発させられたら大したもの、1分くらい...
運転士

乗務員の交代時の引継ぎがすごくメチャクチャだった件

運転士や車掌が列車を担当してきて交代の駅に到着します。担当してきた乗務員が携帯品や乗務カバンなどを持ってホームに降り、交代する乗務員に異常の有無などを報告。交代する乗務員は報告されたことを復唱して乗務員室へ入る。というのが基本的な流れです。...
駅勤務

駅無人化と車いす

駅無人化によって利用が制限される恐れのある車いす利用者によって、いずれは訴訟になる恐れもあるかもと思っていました。ついに現実になったようです。私が駅勤務をしていたのは昭和50年代で、この頃って今ほど車いすの方が列車を利用することはなかったで...
駅勤務

精算所の窓ガラスを強く叩かれて通声穴部分が壊されて飛んできた

今は運賃の精算って自動精算機に切符や定期券を入れて行いますが、私が駅勤務のころってまだ精算機の数がかなり少なく、ほとんどの駅は改札で精算を行っていましたし、大きな駅では精算所を別に設けて精算業務を行っていました。私が勤務していた駅管区内には...
運転士

初めて人身事故を強く意識したとき

運転士をしていると人身事故というのはどうしてもついて回るものです。私もそうですが、運転士の中には一度も人身事故を経験しない人もいます。でも人身事故はやっぱりついて回るものなんですよ、運転士をしていると。私が初めて人身事故を意識したのは、運転...
助役や運転指令

不正乗車して鉄道の写真を撮る人たちの多いこと

きちんと料金を支払って乗車し、危険な行為もせずに鉄道の写真を撮っている人には申し訳ないのですが、大半の撮り鉄は正規の料金を支払って乗車していませんし、危険行為を犯しています。最初にも書きましたが、ルールやマナーをきちんと守っている人には申し...
運転士

私が運転士の見習だったころのはなし-3

前回の記事で、私が所属していた乗務では交番表や仕業表を乗務員が勝手に変えていた話をしました。勝手に変えて自分が好きな路線ばかり乗務することが当たり前のような環境だったのです。特定の支線ばかり乗務していた運転士はよく「本線なんか運転したらスピ...
運転士

交番表も仕業表も無視 指定されたシフトを勝手に変更する乗務員

私が在籍していた乗務区では、ある特定の支線ばかりを乗務する乗務員がいました。本来は交番表の順番通りに乗務しなければいけないですし、勤務指定表(出勤簿)も交番表どおりに仕業番号順に氏名が掲載されていました。ところが乗務員同士での仕業の交換が認...
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