電車屋さんだったころの話 | ページ 52 | 乗務

乗務

運転士

人身事故で運転抑止が長引く原因

2002年11月06日 JR西日本・東海道本線・塚本~尼崎間で起きた救急隊員と列車との接触事故を覚えておられる方も多いでしょう。 軌道内に立ち入り遊んでいた中学生2名のうち1名が、下り「新快速」に轢かれて重傷を負いました。 救助のために軌道...
駅勤務

忘れ物のこと-4

駅員や乗務員が忘れ物を見つけて駅へ届け出ます。 最初に見つけた駅員や乗務員もさっとですが中身を確認します。 だって危ない物が入っていたら大変なことになりますからね。 届け出られた駅では中身をすべて出して、何が入っているのかを正確に記録してい...
運転士

出庫させる車両を間違えた-1

今回のタイトルの“出庫させる車両を間違えた”ですが、忘れたころに誰かがやってしまうミスなんです。 今回は乗務員が間違えるケースです。 私がいた会社では、原則的に出庫は運転士とともに車掌も車庫へ行かなければいけません。 ドアの開閉のチェックの...
車掌

忘れ物のこと-3

駅で勤務していたころはほとんどなかったのですが、運転士生活の晩年になって増加していったのが 「走行中の車内の忘れ物を車掌に探させろ」 という依頼です。 基本的に忘れ物を探すのは駅係員の仕事で、停車時間の関係から終点や停車時秒が長い駅に限定さ...
運転士

もっと一生懸命に走れ!

私が運転士になった昭和の終わりごろまでは、少々の速度オーバーは日常茶飯事のことでした。 他の列車との連絡で出発が遅れたとしても、終点に着くまでには遅れを取り戻すのが運転士の仕事。 そしてそれを助けるのが車掌の仕事、という風潮が色濃く残ってい...
駅勤務

忘れ物のこと-1

駅で勤務していると、忘れ物に関する事案が本当に多いです。 今後何回かにわたって書くことになるかもしれませんが、取りあえずは忘れ物の第1回目です。 現場では忘れ物のことを遺留品と呼んでいました。 ふつうは忘れ物は遺失物と呼ぶはずで、遺留品とな...
運転士

ふだん運転指令が求めていることをしたら・・・

運転指令は列車運行全体を把握し、運行管理や運転整理、乗務員への指示などを主な任務としています。 私も少しだけ助役をしたので運転指令の気持ちも分かるのですが、運転士をしていた期間が長い分どうしても運転士の肩を持ってしまいます。 だって運転士と...
車掌

何と放送すればよいのか分からない

運転士って駅や車庫といった決まった場所に停車させるだけではありません。 踏切に何らかの異常がある場合、たとえば遮断棹が折れた場合などには係員がその踏切に急行します。 JRなどでは最寄り駅の駅員が駆け付けるようですが、私が勤務していた会社では...
運転士

クセのある電車

電車って同じ形式だとクセも同じっぽく見えませんか? 最近の新しい電車は編成ごとの個性は消えているし、確かに似通った感じになっています。 ところがちょっと昔の編成までは同じ形式の車両であっても、ウソみたいに性格の違う電車ばっかりでした。 VV...
運転士

乗務員と飲酒

・寝台特急「紀伊」機関車衝突事故(1982年) ・西明石駅寝台特急「富士」列車脱線事故(1984年) これらの事故の共通点をご存知ですか? この2つの事故はともに、機関士の飲酒運転が原因となった事故です。 名古屋での事故のとき私は駅勤務でし...
Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロックを使用されていますか?

当サイトは広告収入によってサーバー代などを捻出して維持しています。広告ブロッカーを一時的に解除または広告をブロックしないブラウザでご覧ください。よろしくお願いします。