電車屋さんだったころの話 | 乗務

乗務

運転士

まだ降りちゃダメ!交替ではないのに間違って降りていく乗務員

乗務員のお仕事は時間割通り 乗務員は乗務行路表で定められたとおりに乗務します。 分刻みの出勤時間、交代時間、出庫時間、どの駅までどのような列車種別で担当するのかがあらかじめ決まっています。 私がいた乗務区では乗務行路表は番号順に小さな冊子に...
運転士

速度計と実際の速度が明らかに違う

ブレーキが甘い(効きがいま一つ) 交代のためにホームに立っていると、入線してきたのは電磁直通ブレーキの車両です。 私は電気指令式のブレーキよりも、電磁直通式のほうが扱いやすくて好きでした。 担当してきた運転士と交代の際に引き継ぎを受けます。...
運転士

残圧停車と階段制動と車掌の感覚……

残圧停車という言葉に感じる違和感 列車を停車させる際に衝動を極力抑えるために、停車寸前にブレーキを全緩めにすることを「残圧停車」というのでしょうか? いろいろ残圧停車について書かれているサイトなどを見て回りましたが、ブレーキ弁を全緩めにして...
駅勤務

駅員や乗務員に道や所在地を尋ねてくる人も多いけどキレられてもねぇ

スマホで調べる方が早いのに… もちろんスマホを持っていない人も鉄道を利用しているので、すべてを自分のスマホで調べてくださいと言い返すことはできませんが、中には片手にスマホを持ちながら駅員や乗務員にルートを尋ねてくる人もいます。 いやいや、そ...
助役や運転指令

乗務区や運転指令と駅の仲が悪く連携が取れていないと…

昔は乗務区と駅の仲が悪くて 私がいた某鉄道会社。 昔は乗務員と駅員の仲が悪いということもなく、助け合いましょうという雰囲気が濃く出ていたのですが、乗務区長と駅長はなぜだか敵対視というか張り合う傾向が強くあって、その部下となる助役たちもお世辞...
運転士

新米運転士の頃、ベテラン車掌にブレーキの全緩めを教えてもらった

ぶっ飛ばす運転士 私が運転士になったのは1988年で25歳の時。 その当時の乗務区には昭和一桁生まれの車掌もいて、そういった方々がかたまっておられる休憩所の一角は、ヤ○ザの集会かと思わせる独特なオーラを放っていました 私がいた乗務区の運転士...
車掌

車掌が側方監視中に制帽を飛ばしてしまう

側方監視 車掌は駅を出発するさいに顔を出していますよね。 あれは側方監視と言って、動き出した列車に異常がないかを見ているのです。 ドアに挟まれたままの人がいないか、挟まれて引きずられていないか。 動き出した列車に接触する人がいないか、お酒を...
運転士

アナログな車両だから昔の運転士ができたこと

とにかく飛ばす運転士が多かった 私が車掌になった1983年当時、徐々に少なっていたぶっ飛ばす運転士。 あいつは親の仇みたいにぶっ飛ばす とか あいつはノッチのオフの仕方を知らない なんてよく冗談で言っていましたが、実際にそういった運転士と乗...
運転士

運転士の通過気笛と車掌の閉扉予告の手笛 上り下りで吹き方が違う

通過気笛・駅通過時の気笛合図 私が運転士になったのは1988年(昭和63年)で、その時にはすでに通過気笛は原則吹鳴しないことになっていました。 理由は近隣住民からの苦情です。 駅を通過する列車は規則によって気笛を吹鳴することになっていて、朝...
助役や運転指令

同じ列車番号の列車が同一路線に同時に出現

列車番号 列車番号は現場では列番と呼ぶことが多いと思いますが、列車を区分するために1本の列車に一つの番号を付けているもので、同一路線上に同じ列車番号を複数設定することはありません。 ※列番を別の意味で使用する会社もあるようですが 路線によっ...
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