電車屋さんだったころの話 | ページ 3 | 非常制動

非常制動

運転士

倒木で線路を塞いでいても非常制動も入れず、衝突してもなお運行を続ける大失態

JR九州の豊肥線を走行する特急列車「あそぼーい!」で運転士の大失態がありました。 2022年4月29日、GWの初日でおそらくかなりの乗車率だったと思われる観光特急列車。 使用されている車両は昔「オランダ村特急」でデビューした車両ですから、そ...
運転士

震度5強の地震で混乱した首都圏の鉄道

昨夜(2021年10月7日22時41分頃)千葉県北西部で発生した最大震度5強の地震によって、首都圏の鉄道はかなり混乱していました。 日暮里・舎人ライナーが脱輪したり電気設備の損傷によって運転できない状態になっているほかは、首都圏の在来線は順...
運転士

2019年の京急トラック衝突脱線事故で運転士を書類送検

2019年の京急の快特とトラックが神奈川新町駅に隣接する踏切で衝突し、トラックの運転手が死亡したほか77人が負傷して車両は1両目から3両目までが脱線。 この時の京急の運転士が業務上過失致死傷と業務上過失往来危険の容疑で書類送検されました。 ...
運転士

ブレーキと力行(アクセル)を同時に使うと・・・

まずは これまで全電気指令式ブレーキの場合、ブレーキ4ノッチといった表記をしていることがありました。 ただ私が勤務していた会社ではブレーキの場合は4ステップといった言い方をし、力行(主幹制御・マスコン)については3ノッチという言い方をしてい...
運転士

昔は過走(オーバーラン)しても特に問題にはならなかったのだが

都市部の鉄道では過走(オーバーラン)対策としての保安装置がいろいろと整備されていて、制動力が足りずに停止目標までに止まれない時やブレーキをかけ遅れた時などには、ATSなどが動作させて無理やりにでもホームから飛び出ないようにブレーキがかかった...
運転士

デッドマンを離してしまった

鉄道好きの方はよくご存じのことと思いますが、運転士に何かしらの異常が起きた場合に自動的に非常ブレーキが入る装置が備わっています。 JRではEB装置を主に設置していますが、私鉄ではデッドマン装置が主です。 EB装置は1分以上ノッチやブレーキ操...
運転士

2019年の京急・トラック衝突脱線事故はブレーキの遅れが原因だが

2019年9月5日に横浜市の神奈川新町駅南側の踏切で起きた、京急快特とトラックとの衝突脱線事故。 運輸安全委員会は運転士のブレーキ操作が遅かったのが直接の要因だと公表しました。 ただし踏切障害物検知装置(以下 障検と略します)の動作を知らせ...
運転士

ブレーキ弁 抜き取り位置と非常制動の位置

最近は電磁直通ブレーキ(HSC)の車両が都市部ではかなり減ってきています。 全電気指令式(HRD)のほうが運転する分にはやっぱり楽と言えば楽なんですよね。 何せ5ステップ分のブレーキ力を得るためには5ステップの位置へハンドルを持って行けば、...
運転士

ひき逃げ?線路内の障害物を確認すると・・・

11月23日、JR奥⽻線・天童南~天童間で線路内に何か障害物があると下り普通列車の運転士が停車して確認したところ、どうもひかれたような遺体だったという一件がありました。 おそらくですが、発見した列車の1本前を走行していた列車と接触して、お亡...
運転士

踏切でレールを枕にして寝転ぶ人が

少し前に “初めて人身事故を強く意識したとき” という記事を書きました。 本務運転士(独車)になってすぐと3年目のときの話を書いたのですが、運転士をしていた26年の間には 「これは轢いたな」 「これはダメだな」 って人身事故を覚悟したことは...
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