倒木で線路を塞いでいても非常制動も入れず、衝突してもなお運行を続ける大失態
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倒木で線路を塞いでいても非常制動も入れず、衝突してもなお運行を続ける大失態

JR九州の豊肥線を走行する特急列車「あそぼーい!」で運転士の大失態がありました。

2022年4月29日、GWの初日でおそらくかなりの乗車率だったと思われる観光特急列車。

使用されている車両は昔「オランダ村特急」でデビューした車両ですから、そこそこ古いですね。

気動車ですが運転席を2階へ上げ、その分客室が最前部にまで配置されたパノラマ構造で、私は一度だけ「オランダ村特急」の時代に乗車しています。

 

何があったのかはこちらの映像を見ていただくのが手っ取り早いですね。

 

豊肥線 竹中~中判田間を走行中、おそらく雨の影響でしょうね、軌道内に大きな木が倒れてきています。

※3分過ぎあたりです

この場面で運転士がしなければいけないことは、発見次第直ちに気笛の吹鳴と非常制動を投入することです。

しかし当該列車の運転士は気笛も吹いていませんし、非常ブレーキどころか常用ブレーキも入れていません。

何も見ていなかったかのような担当運転士の行動からは、前方を見ていなかったのではないかとしか思えませんし、ひょっとしたら爆睡中だったのかな?

結局この運転士は次の停車駅である中判田駅まで通常通りに走行しています。

 

この木との接触に対して運転士はまったく気付いていなかったと言っているようですが、だとすれば前方注視の義務を怠っていることになります。

線路を覆うように倒れている木を発見していないのですから。

木の幹があまり太くはなかったから脱線は免れていますが、もう少し太い木だとマジで危険でした。

 

またいくら運転席が2階にあるからと言って、1階部分でガラスが破損するほどの衝撃を受けているわけですから、これで気付かないなんてあり得ません。

衝突による音や振動が伝わっています。

もしも枝が車内に突き刺さるようなことがあれば、下手すれば旅客の生命の危機も十分考えられることですから。

 

ガラスの破損状況等はこちらのブログの画像を参照してください。

2022年 GWのみん九旅①倒木衝突で運転不能!?あそぼーい!乗車記

 

ヤフーのコメント欄には、止まらずに次の停車駅まで走行したことは運転士の判断として正しい、みたいなものが散見されましたが、全くの間違いです。

線路を塞ぐように倒木があるのですから、発見次第非常ブレーキと気笛吹鳴が運転士の義務です。

それができていないということは前方注視を怠っているわけですから、運転士としては失格です。

すぐに免許証を返納すべきと考えます。

普段は運転士側の味方に付くことが多い私ですが、今回の件は運転士の大失態であるとしか言いようがありません。

あの大きさの木を発見できていない運転士ですから、線路内にオートバイを横倒しにして放置されても発見できないでしょうし、そのまま衝突して脱線する可能性もかなり高いですから。

 

JR九州はおそらくですが、運転士からの報告だけを受けて

「異常を感じた際は直ちに列車を停止させるよう指導を徹底する」

というコメントを出しているらしいのですが、この映像がある限りはそんな甘いことで終わらさせることはできませんよ。

適性の無い運転士を乗務させてはいけない。

それが旅客を守るためにも、そして鉄道会社自体を守ることにつながると私は考えています。

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