2022年9月28日に山陽本線松永駅で23時45分ごろ、停車後に誤ってホームの無い側のドアを開け、約20秒後に自分で気が付いてドアを閉めた。
このミスによるケガ人などは出ていないという。
2022年11月8日山陽本線岡山駅で7時15分ごろ、車掌が正規のドア扱いを行い旅客が乗降を行っている最中に、添乗していた車掌見習がホームの無い側のドアも開けてしまった。
8秒後に誤って開けたドアを閉めた、このミスでけが人などは出ていないという。
これ本当に不思議なのですが、私のこれまでの経験からも同じミスってなぜだか続発することが多い。
私が所属していた会社の乗務区では、同じ駅でホームの無い側のドアを開けるミスが集中していました。
何年間か続きましたからね、ホームの無い側のドアを開けるミスが同じ駅で。
ミスを犯した乗務員に対して乗務停止処分の上で教育というか、別の部署への異動を受け入れるように必死で説得(強要?)して事を収拾させることに必死で、なぜそのようなミスが起きたのかを究明する気が全くなく、乗務員の間では、
「この調子だとまだ何人か犠牲者が出るな」
なんて話していたら結局その後も続発して、その後になってようやく乗務区の助役たちが焦りだして
「なぜあの駅ばかりで同様のミスが起きるのか、ちょっとしたことで良いから気付いたことがあれば教えてくれ」
なんて言い出す状態でしたね。
実際のところなぜ同じようミスが続発するのか理由は分かりません。
特に私がいた乗務区では同じ駅でばかりミスが起きていたので、
「みんな変に意識しずぎて同じミスをやっちゃうんじゃないか?」
「会社側が教育ではなく別の部署へ飛ばすことしか考えていないから、まじめな乗務員はビクビクしながら操業するから起きるんじゃないか?」
なんて言われていましたが。
私の会社の別の乗務区では駅に停車してからではなく、場内信号機がR(赤)現示のための停車中にドアを開けてしまうというミスが続発した時期がありました。
おそらくそちらの乗務区でも、教育ではなく別の部署へ飛ばすだけで問題を解決する気がなかったのが、この続発したミスのもっとも大きな原因な気もするけど。
現在のJR西日本がかつてのような日勤教育をせずに、適切な教育や指導ができておればこれ以上同じような事象は起こらないと思います。
もしも半年以内に同じJR西日本中国統括本部の管轄内で同じような事象が発生すれば、そういう会社なんだなということになるでしょうね。
私が在籍していた会社なり乗務区は、そういう会社だったということです。
ちなみに岡山駅でミスに関しては車掌見習が起こしたものなのですが、個人的にはこの見習に対してJR西日本がどのように対処するのかが気になっています。
私は車掌の指導員はしていませんが、運転士の指導員はしています。
そして見習のミスというものは、指導員の監督指導がなっていないために起きたとする考えが普通でした、私が在籍した会社では。
なので始末書等を書くにしても見習には書かせず、指導員が書いて署名捺印していました。
なのでこの車掌見習の方がどのようになるのかが気になるのです。
そこまで公表はしないでしょうから、知る術が無いですけど。