電車屋さんだったころの話 | ページ 10 | ブレーキ

ブレーキ

運転士

昔は過走(オーバーラン)しても特に問題にはならなかったのだが

都市部の鉄道では過走(オーバーラン)対策としての保安装置がいろいろと整備されていて、制動力が足りずに停止目標までに止まれない時やブレーキをかけ遅れた時などには、ATSなどが動作させて無理やりにでもホームから飛び出ないようにブレーキがかかった...
運転士

デッドマンを離してしまった

鉄道好きの方はよくご存じのことと思いますが、運転士に何かしらの異常が起きた場合に自動的に非常ブレーキが入る装置が備わっています。JRではEB装置を主に設置していますが、私鉄ではデッドマン装置が主です。EB装置は1分以上ノッチやブレーキ操作の...
運転士

乗務員室内の落書き

私が運転士から助役になるころには、乗務員室内の落書きを目にすることはほとんどありませんでした。私よりはるかに年下の運転士や車掌は、私らが若いころとは違ってお行儀もよくて上司らの指示を確実に守るためです。それに比べて私が若かったころの乗務員室...
運転士

いよいよ既存路線で自動運転を開始

2021年3月13日のダイヤ改正に合わせて、常磐緩の綾瀬〜取手間で自動運転が開始されるそうです。当分の間は運転士が乗務して前方監視などは行うわけですが、ホームドア・可動式ホーム柵の設置も順次進めていくでしょうし、JR東日本が進める運転士以外...
運転士

2019年の京急・トラック衝突脱線事故はブレーキの遅れが原因だが

2019年9月5日に横浜市の神奈川新町駅南側の踏切で起きた、京急快特とトラックとの衝突脱線事故。運輸安全委員会は運転士のブレーキ操作が遅かったのが直接の要因だと公表しました。ただし踏切障害物検知装置(以下 障検と略します)の動作を知らせる特...
運転士

ブレーキが抜けてノーブレーキ状態に

これは私が勤務していた会社の車両だけかもしれませんが、ブレーキが抜けてノーブレーキ状態になることがありました。それも電磁直通ブレーキを採用している古い車両ではなく、電気指令式(HRD)の車両で起こるのです。電気指令式のブレーキは、ブレーキの...
運転士

ブレーキ弁 抜き取り位置と非常制動の位置

最近は電磁直通ブレーキ(HSC)の車両が都市部ではかなり減ってきています。全電気指令式(HRD)のほうが運転する分にはやっぱり楽と言えば楽なんですよね。何せ5ステップ分のブレーキ力を得るためには5ステップの位置へハンドルを持って行けば、確実...
運転士

昔ながらのブレーキ弁は都市部の鉄道では稀少になってきた?

私が運転士になった昭和の末期(昭和63年)ごろ、私が所属していた乗務区で担当する車両は半数以上が電磁直通ブレーキ(HSC)であり、まだ電気指令式ブレーキ(HRD)の車両は少数派でした。ちなみに自動空気ブレーキの車両はすでになかったので、私は...
運転士

マジであせった・・・ブレーキハンドルの故障

支線を担当していた日のことです。その路線には電磁直通ブレーキに抵抗制御という、今では珍しくなりつつある車両が走っていました。でもその当時は本線の優等列車でもごくふつうに電磁直通ブレーキで抵抗制御という車両が使用されていましたから、特に珍しい...
運転士

最近は真冬でも車内やホーム照明はあまり暗くならなくなった

急に真冬の気候になり、北日本や西日本でも日本海側ではかなりの積雪になっています。私が勤務していた私鉄は関西にあったことから、冬でも積雪に見舞われることはほとんどありませんでした。たまに数cm雪が積もると大混乱になって、それこそパンタグラフが...
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