電車屋さんだったころの話 | 運転指令

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あくまで個人的な意見

非常時に備えて渡り線を設置する会社と撤去する会社

渡り線 渡り線とは複線など線路が並んで設置されている区間に、それぞれの線路を行き来できるように設置された分岐器で、画像のようなものを言います。 この画像は片渡り線と呼ばれるもので最もポピュラーなものですし、別に珍しいものではありませんね。 ...
運転士

体調不良で駅を出発直後に停止 東武宇都宮線

6月3日15時50分ごろ、東武鉄道の南栗橋発東武宇都宮行き下り普通列車が国谷駅を出発した後、運転士が体調不良に襲われ運転継続が不可能となりその場に停車。 列車はホームを進出した位置で停車していたため、乗客は線路に降りて避難し、運転士は救急搬...
運転士

南武線 鹿島田駅で135m過走、北陸線 田村駅で運転士がドア操作を失念

世間的にはオーバーランのほうが分かりやすいから、マスコミは一貫してそう表記しますが、今はJRをはじめ各鉄道会社でもオーバーランと表現しているのでしょうか。 私が勤務していたころは社内では〝過走〟と表現していたし、乗務員間では〝すべる〟と言っ...
運転士

早朝からラッシュまでの踏切の閉鎖のタイミングと回送列車の設定

昔のダイヤ編成はかなり無茶な部分があって、各駅停車より運転時間が長く設定されていた優等列車の話もしましたが、それ以上に困る列車がありました。 回送列車です。 朝ラッシュの時間帯にターミナル駅方向へ運転するために、車庫のある駅から送り込む回送...
運転士

過走(オーバーラン)してバックできる時とできない時

過走(オーバーラン)に関する話はこれまでにもかなり記してきましたが、そういえば書いていなかったなぁと思ったので、過走して停止位置を行き過ぎた時にバックして正規の停止位置に戻せる場合と、バックが不可の場合について書いておきます。 駅は大きく分...
著書の紹介

著書「電車屋さんだったころの話 Ⅲ」について

「電車屋さんだったころの話 Ⅲ」の内容の紹介です。 当サイトの記事からいくつか選び大幅に書き直した記事と、書籍用に新たに書き下ろした記事を合計31話収録しています。 駅員だったころの話、鉄道のいろいろな話、車掌だったころの話、運転士だったこ...
運転士

特急「やくも」がEB装置不具合で運転士が緊急停止→運転打ち切り

2月4日、出雲市発岡山駅行きの特急「やくも8号」が8時13分頃、安来市内を走行中に運転士が異常を感じた。 1分間ノッチやブレーキ操作、気笛吹鳴などの運転操作を行わないとブザーが鳴りランプが点灯するEB装置が稼働していないことに気付いた。 い...
運転士

JR北海道H100形・停車中にホーム反対側のドアが勝手に開く

通常鉄道車両のドアが勝手に開くことはなく、車掌スイッチを「開」位置にしなければ開きません。 ところがJR北海道のH100形では停車時にホームのある側のドアを開いた時に、ホームの無い側のドアも開いたとのこと。 ワンマン運転なので運転士がホーム...
運転士

融雪機の使用で枕木に火が移ってJR西で運休騒ぎ

10年に一度と言われた強烈な寒波が去った後も、寒さが残る状態が続いています。 JR西日本の京都周辺では雪によってポイントが不転換を起こし、多数の列車が立ち往生しました。 このことはこのブログでも簡単に書きましたが、並行する私鉄では事前にポイ...
助役や運転指令

非番や公休は関係なしで呼び出される非常呼出

関西の私鉄で勤務していた私は、半年だけでしたが助役をしていました。 4月から9月末という期間だったのですが、非常呼出で出勤した経験が二度あります。 二度とも台風接近によって列車の運行が抑止(見合わせ)となる可能性が非常に高くになった際に出勤...
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