電車屋さんだったころの話 | ページ 11 | 運転指令

運転指令

助役や運転指令

同じ列車番号の列車が同じ線内に同時に存在-2

「同じ列車番号の列車が同じ線内に同時に存在」の続きの記事となります。 前回の記事では車両振替の際に同じ列車番号の列車が同じ線内・同じ駅に存在する事例を書きました。 車庫構内など本線路以外では列車番号は持たずあくまで“車両”として扱うのですが...
助役や運転指令

同じ列車番号の列車が同じ線内に同時に存在

列車番号とは各列車に割り振られた番号や記号で、同じ列車番号を重複して使わないようになっています。 たとえば列車番号「111」という列車が複数存在していると 「どの111列車のこと?いまA駅を出発した111列車?それともB駅に停車している11...
運転士

誤停車は運転士のせいだけどドアを開けたのは誰のせい?

前回このブログで通過駅なのに停車してしまい、おまけに車掌もドアを開けてしまった京葉線での話を書きました。 その中で、私が勤務していた会社でも運転士が通過駅なのに誤って停車させてしまい、車掌もつられてドアを開けたケースは私が在職中に10件近く...
車掌

人身事故で車両振替となった車両を出入庫させたときの話

私が車掌だった昭和50~60年代、私が勤務していた会社ではワンマン運転を実施していませんでしたから、出庫や入庫を含めて車掌の乗務が必須となっていました。 車両故障や人身事故などで車両の振り替えを行うときでも、駅に隣接している車庫といったわず...
運転士

踏切でレールを枕にして寝転ぶ人が

少し前に “初めて人身事故を強く意識したとき” という記事を書きました。 本務運転士(独車)になってすぐと3年目のときの話を書いたのですが、運転士をしていた26年の間には 「これは轢いたな」 「これはダメだな」 って人身事故を覚悟したことは...
助役や運転指令

場内信号機の手前で止まるように指示された理由

私は23時過ぎに起点駅を出発する優等列車を担当していました。 車内はお酒が入った旅客でかなり混雑していました。 起点駅は駆け込みなどがあり30秒ほど遅れて出発。 バブルの頃なんて23時以降の列車を30秒遅れで出発させられたら大したもの、1分...
運転士

乗務員の交代時の引継ぎがすごくメチャクチャだった件

運転士や車掌が列車を担当してきて交代の駅に到着します。 担当してきた乗務員が携帯品や乗務カバンなどを持ってホームに降り、交代する乗務員に異常の有無などを報告。 交代する乗務員は報告されたことを復唱して乗務員室へ入る。 というのが基本的な流れ...
運転士

初めて人身事故を強く意識したとき

運転士をしていると人身事故というのはどうしてもついて回るものです。 私もそうですが、運転士の中には一度も人身事故を経験しない人もいます。 でも人身事故はやっぱりついて回るものなんですよ、運転士をしていると。 私が初めて人身事故を意識したのは...
駅勤務

台風などの水害被害で車両基地や駅が浸水

近年は台風の勢力が大変大きいまま日本へ近付いたり上陸したりします。 昨年2019年の台風19号ではJR東日本の長野新幹線車両センターが浸水し、新幹線120両が廃車になるなど大きな被害を被りました。 JR西日本が8月26日に発表した鉄道施設の...
助役や運転指令

爆破予告!列車のドアは開けないでください

私がまだ車掌だった昭和の時代の話ですが、今考えても信じられないほど怖い指示を運転指令が出したことがあります。 どの駅に電話があったのかは知りませんが、とにかく駅長所在駅に電話がありました。 「〇〇駅を〇時〇分に出発する電車に爆弾を仕掛けた!...
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