台風などの水害被害で車両基地や駅が浸水

近年は台風の勢力が大変大きいまま日本へ近付いたり上陸したりします。
昨年2019年の台風19号ではJR東日本の長野新幹線車両センターが浸水し、新幹線120両が廃車になるなど大きな被害を被りました。

JR西日本が8月26日に発表した鉄道施設の浸水対策によると、総合車両所では新幹線で2か所と在来線で5か所など浸水が想定される重要施設などを発表しました。
これには駅は含まれておらず、駅施設で浸水や水没などの可能性のある個所をカウントしていけば、相当な数に上ると思います。

私が勤務していた会社でも、これまでに何度かは出入りする車両基地(車庫)が水に浸かっています。
幸いなことに制御器などが水に浸かるほどの被害は出ていませんので、水害による車両への影響は多分出ていないと思います。
私は駅や乗務などの運輸系だったので、車両課の方が修理したとしても分かりませんので、知らずに使っていたかもしれませんが。

 

 

私が車掌になってからのことですが、駅の地下通路が大雨によって浸水したことがありました。

駅のそばにあって普段はほぼ水が流れていない川があるのですが、その川が大雨によって氾濫。
また少し離れた場所にあるやや大きめの川も氾濫して、水が低い場所へどっと流れ込んだらしいです。
駅の地下通路は周辺の地面より当然低くなっていますから、階段から滝のように水が流れ込んできたといいます。

この日私は乗務していましたが、たしかにこの駅周辺の雨は半端なく降っていて、駅に停車して乗降状態を見ようとしても1両分くらいしか前が見えない。
車両側面に付いているドアが開いていることを示す赤いランプの車側灯も、2両目になるとボンヤリとしか見えない状態だったことは覚えています。

でも運転指令は徐行の指示なんて出さなかったし、運転士もふつうに運転していたからほぼ遅れなんてなかったような・・・

 

 

地下通路が水没した駅で勤務していた駅員に後日聞いた話では、地下通路は信じられない速度で水が貯まっていった。
最初は歩いて行けたけど、数十分で歩くことは難しくなって制服のまま泳いで地下通路を通った。
地下通路を泳いでいたら川から逃げ込んだのか、コイかフナみたいな魚が横を泳いでいた・・・(これはウソでしょうね)
こんなことを言っていた人が、今や駅長に次ぐ首席助役になっているという恐ろしさ・・・

 

過去に浸水したことがある駅については水を汲みだすためのポンプが設置されていたり、自治体と協力して川にポンプを設置したりしていますが、これまでに浸水したことがない駅や氾濫したことがない川については、おそらくですが対策は進んでいないと思います。

とにかく地下通路なんて雨の日は近付かない。
利用者側の安全対策なんてこれしかないですよね。

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