昔の駅のお正月の食事は・・・
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昔の駅のお正月の食事は・・・

駅勤務

暗い話ばかりなので……

今年はお正月から能登半島での震災や羽田空港での飛行機の衝突事故など、今年一年どうなるのかなと思うような暗い話題が続いてしまいました。

羽田空港での事故を受けて、新幹線などの交通機関では臨時便を設定するなどして称賛する声も聞かれたので、それについて書こうかなとも思ったのですが、内情を何も知らない、いつも適当なことを書くライターさんがまた適当なことを書いている記事を見て書く気が失せてしまい……

このブログの元々の原点である、私の思い出話に戻って少し書いてみることにしました。

 

 

お正月から開いている店なんてほぼない

私が駅勤務をしていたのは1981年春から1983年5月までですから、もう40年以上昔のことになります。

最近またスーパーなどはお正月にお店を開けなくなってきていますが、昔は一部のお店を除いてお正月は休業が当たり前。

初詣客でにぎわう神社仏閣の周辺の飲食店か、おもちゃ屋さんくらいしか開店していなかったですから。

コンビニも少しはありましたがこの当時って駅の周りにはあまりなくて、住宅地に近い道路沿いで見かける程度だったし、あとはマクドナルドや吉野家くらいかな、開店していたのは。

※すき家は1982年末に開業

当時の駅は自炊が基本で、都度お店に行って食材を買い出していたのですが、お正月はそのお店が休んでいます。

お店によっては7日ころまで休むことも珍しくない。

さらに、普段は事前申し込みで配達されるマズいお弁当も3が日は営業休止。

正月に働くのは良いけど、通常の食事にはありつけない状態で働いていたのですが……

 

 

お弁当の持参もあるけど

小さな駅だと駅の周りで開いているお店は皆無だし、会社で配達してもらうお弁当は三が日はないということで、家からお弁当を持参するか、ご飯を炊いて駅に置いてあるインスタントラーメンとを合わせてラーメンライスにするかが定番でした。

正月からインスタントラーメンはイヤだなという人は、お昼と夜のお弁当を二つ持参していました。

なにせ泊まり日勤が主ですから。

ただし大きな駅で改札が複数あるなど駅員の数が多い駅では、みんながお餅や野菜類のほか、おせち料理を持ち寄るなどしてかなり豪勢な食事をしていました。

駅長室ではお雑煮を作り、改札ではぜんざいを作り、定期売り場の女性陣はお菓子をいっぱい持ってきて、みたいな感じでしたね。

ちなみに駅長はみかんを2箱くらいは差し入れしていたかな。

お正月なんて初詣客対応で忙しい駅でなければ普段より圧倒的にヒマですから、各コーナー(各部署)を巡ってはごちそうになっていました。

小さな駅の勤務で食事に困る場合も、若手は休憩時間に駅長室などに来て食事にありついていました。

「13時から休憩なので、お雑煮をお願いします」

なんて電話をしておけば、駅長室だと内勤が用意をしてくれていました。

 

そういえば改札ではスルメ(あたりめ)を軽くあぶったものや、おせちをアテ(肴・つまみ)にお正月らしくお屠蘇(おとそ)なんて人もいました(というか、大半の人は……)

駅長室だとさすがに昼間から飲むことはありませんが、夜はわりと盛大にお正月の夜を満喫……

駅で元旦勤務は2回あったのですが、2回ともに駅長所在駅での勤務だったので、空腹になるどころかもう食べられません!っていう状態で勤務したという、昔話でした。

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