街道海月(かいどうみつき) | ページ 71 | 電車屋さんだったころの話

街道海月(かいどうみつき)

車掌

伝説の車掌-2

車内巡回の鬼私が車掌になりたての頃、同じ乗務区に有名な車掌がいました。“車内巡回の鬼”と呼ばれる人で、とにかく車内巡回にずっと入っている人でした。私が所属していた乗務区は単なる通勤路線を受け持つだけだったのですが、そんなことは関係なくとにか...
駅勤務

ちょっと入らせて!

勤務形態もいろいろある駅勤務私が駅勤務をしていたころの話です。その駅には改札外に売店がある程度で、特に何もない静かな駅でした。朝や夕方は通勤通学のお客さんでそこそこ賑わうのですが、昼間は閑散としていて、どことなく時間がゆっくり過ぎ去っていく...
運転士

遅れた理由

スジ屋さんダイヤって本社の通称スジ屋さんが作成します。時間別の乗降数をだけを参考に作ればいいダイヤになるかもしれませんが、実際には本社の上の方からの意見を第一に聞きます。本社の上の方の人たちは経費の削減が第一なので、車両の運用数を減らせとい...
駅勤務

警察手帳

警察と接する機会が多かった駅勤務時代今の警察手帳は手帳ではなく、警察官としての身分を証明するだけのものですね。2000年に今の形態に変わって、顔写真と警察のバッジのようなものが折り畳み式のパスケースのようなものに収められています。昔は本当に...
運転士

明らかに速度が違う?

速度計が無くてもスピードが分かる運転士は速度観測と言って、速度計を見なくてもその時のスピードが分かるように訓練を受けています。といっても、こういうのは慣れのものなので、経験を積むごとに養えるものです。ただ運転士になるための研修や操縦試験にお...
車掌

たばこを吸いながら運転?!

たばこに寛容だった時代喫煙ルームなどではなく、客室の座席に座ってたばこが吸える電車ってほぼ無くなりました。153系や117系時代の新快速なんて、京都以東と西明石以西では座席に座りながらたばこが吸えたのに。新幹線だって元は全席でたばこが吸えた...
車掌

車内補充券

一番楽しかった車掌の仕事は私が車掌をしていてもっとも楽しかったこと。それは車内補充券の発券でした。ドアを開閉するのも車掌らしい仕事なのですが、これは楽しいというよりは緊張感を持った仕事だったので、楽しさを感じたことはなかったです。車内への放...
運転士

回生ブレーキが効かない

運転士になって3~4年経った頃でしょうか。最終電車を担当していたときです。車両はVVVF制御の車両でブレーキは回生ブレーキという、今の主流の電車でした。線区の途中駅までの普通電車で、到着後はそのまま留置となる仕業でした。始発や最終の回生ブレ...
駅勤務

廃札

自動改集札機私が駅勤務の頃には自動改集札機の設置が進み、多くの駅で使われていました。関西では比較的早く普及していたのです。しかし当時の国鉄ではまだ改札は駅員の手によって行われていました。私が勤務していた会社では乗降客数が多い駅においては、機...
運転士

パンタグラフが雪に負けて

昨日よく冷え込んだ朝はパンタグラフが上がらない車両があるという文章を書きながら、ちょっと思い出したことがあるのでそれを書いていきます。雪の少ない地域私が勤務していた会社は関西の鉄道会社で、あまり雪が降るような地域は走ってません。ですので雪に...
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