運転士私が運転士の見習だったころのはなし-5 私が運転士見習だったのはもう30年以上昔のこと。 その当時の指導員(師匠)の中には厳しいというのを通り越して、いまならばパワハラだと訴えられてもおかしくないような言動をする指導員も数多く存在しました。 「アホか!そんなところでブ... 2020.12.11運転士
車掌乗務員の体調不良 2020年12月3日のことですが、JR羽越線の普通列車を担当していた女性運転士が、駅に停車中に体調不良を訴える事案がありました。 体の震えが止まらず運転継続は困難だと運転指令に報告し、病院に救急搬送された。 乗務前には体の異変な... 2020.12.09車掌運転士
運転士お客さんがたくさん乗車したら非常ブレーキが入った・応荷重装置 前回応荷重装置の話を書きましたが、そういえば・・・と思いだした話がありますので、今回はそれを書いていきます。 ただし私が体験した話ではなく、他社で運転士をしていた友人に聞いた話ですが。 応荷重装置については前回かんたんに記し... 2020.05.13運転士
運転士福知山線脱線事故が発生して明日で15年 このブログを開設して3年が過ぎましたが、やっぱり関西の鉄道業に従事していた人間としては忘れることができない事件なので、今年も少しばかり触れようと思います。 原因はご存じのように、制限速度を大幅に超過してカーブに進入したことで脱線し、マンシ... 2020.04.24運転士
運転士運転状況記録装置-1 運転状況記録装置を鉄道車両に装備するように省令(鉄道に関する技術上の基準を定める省令)が改正されたのが平成18年(2006年)で、既存車両への設置には時間や費用もかかるということから平成28年(2016年)6月30日までは猶予期間が設けられ... 2019.12.16運転士
運転士踏切の遮断棹が折れたときやきちんと降下しないとき 1年間にどのくらい折られるんだろうと思うくらい、踏切の遮断機の棒(遮断棒・遮断桿・アームなどいろいろ呼び方がありますがここでは遮断桿とします)って本当に頻繁に折られます。 “踏切内で自動車が立ち往生しても、遮断桿を押して出れば脱出でき... 2019.08.09運転士
助役や運転指令報道されない事故もたくさんあります 平成になっても鉄道に関する事故は多く発生しました。 平成3年の信楽高原鉄道列車正面衝突事故や平成17年の福知山線脱線事故では多くの死亡者が出る大惨事も起きています。 死者は出なくても負傷者が出る事故は数多く発生していますし、昭和... 2019.04.29助役や運転指令
運転士明日で14年 福知山線脱線事故 早いですね、もう14年にもなるのです。 私は所用で脱線事故の前日に尼崎と伊丹の間で福知山線を利用しました。 あの時に感じたのは カーブへの進入速度は上下線ともに制限速度より速かった。 ※速度計を見たわけではありません... 2019.04.24運転士
助役や運転指令人身事故で運転抑止が長引く原因 2002年11月06日 JR西日本・東海道本線・塚本~尼崎間で起きた救急隊員と列車との接触事故を覚えておられる方も多いでしょう。 軌道内に立ち入り遊んでいた中学生2名のうち1名が、下り「新快速」に轢かれて重傷を負いました。 救助... 2018.11.06助役や運転指令運転士
運転士もっと一生懸命に走れ! 私が運転士になった昭和の終わりごろまでは、少々の速度オーバーは日常茶飯事のことでした。 他の列車との連絡で出発が遅れたとしても、終点に着くまでには遅れを取り戻すのが運転士の仕事。 そしてそれを助けるのが車掌の仕事、という風潮が色... 2018.10.22運転士