電車屋さんだったころの話 | ページ 4 | 非常ブレーキ

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運転士

たとえディーゼルカーだったとしても鉄道は電気が無ければ動かせません

2021年6月9日に横浜市内のゴルフ場で、木の伐採を行っていた高所作業車が高圧線に接触する事故が発生。救助のため高圧線を停電させたために横浜線では運転できなくなり、一時全線で運休となったそうです、電車は電気が無ければ動かすことは不可能です。...
運転士

最近は回生車が大半を占めるけど

今って新造車両はほぼ回生車ばかりですよね?ブレーキは大まかに分ければ、車輪やディスクを圧縮空気を利用してブレーキシューで挟み込む空気ブレーキと、モーターを使って減速する電気ブレーキに大別されますよね。電気ブレーキには電気を抵抗に流して熱とし...
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クマとぶつかっても故障しなかった?動物との接触は思わぬ被害を起こす

このブログも開設して4年半が過ぎ、そろそろ書くことが無くなるかもと思っているのですがいまだに「そういえばこんな事があったけど書いていないかも」過去の記事をざっと見返してみてもやっぱり書いていないってことが意外と多いものです。北陸新幹線がクマ...
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他人事ではない台湾の列車脱線事故

4月2日に発生した台湾での列車脱線事故。崖の上から落ちてきたトラックに列車が衝突し、脱線してトンネルに突入したことで被害が大きくなったようです。亡くなった方も負傷された方も多数出ています、ご冥福をお祈り申し上げます。今回の事故は特急列車で時...
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デッドマンを離してしまった

鉄道好きの方はよくご存じのことと思いますが、運転士に何かしらの異常が起きた場合に自動的に非常ブレーキが入る装置が備わっています。JRではEB装置を主に設置していますが、私鉄ではデッドマン装置が主です。EB装置は1分以上ノッチやブレーキ操作の...
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2019年の京急・トラック衝突脱線事故はブレーキの遅れが原因だが

2019年9月5日に横浜市の神奈川新町駅南側の踏切で起きた、京急快特とトラックとの衝突脱線事故。運輸安全委員会は運転士のブレーキ操作が遅かったのが直接の要因だと公表しました。ただし踏切障害物検知装置(以下 障検と略します)の動作を知らせる特...
運転士

ブレーキ弁 抜き取り位置と非常制動の位置

最近は電磁直通ブレーキ(HSC)の車両が都市部ではかなり減ってきています。全電気指令式(HRD)のほうが運転する分にはやっぱり楽と言えば楽なんですよね。何せ5ステップ分のブレーキ力を得るためには5ステップの位置へハンドルを持って行けば、確実...
運転士

私が運転士の見習だったころのはなし-5

私が運転士見習だったのはもう30年以上昔のこと。その当時の指導員(師匠)の中には厳しいというのを通り越して、いまならばパワハラだと訴えられてもおかしくないような言動をする指導員も数多く存在しました。「アホか!そんなところでブレーキ入れたらキ...
運転士

速度計が故障すると運転できなくなる?

2年ほど前に“速度計の故障”というタイトルで記事を書きました。いま改めてその記事を読んでみると、なんか中途半端な状態で書くのをやめてそのままアップしています。ドラムスイッチを動かすと停車中なのに針が0Km/hから40Km/hくらいまで跳ね上...
運転士

踏切でレールを枕にして寝転ぶ人が

少し前に“初めて人身事故を強く意識したとき”という記事を書きました。本務運転士(独車)になってすぐと3年目のときの話を書いたのですが、運転士をしていた26年の間には「これは轢いたな」「これはダメだな」って人身事故を覚悟したことは何度かあった...
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