カラスが感電して列車が運休

通常は鳥って電線に止まっても感電しません。

これは1本の電線に両足で触れているためで、両足間に電位差が発生しないので感電することはありあません。

ところが両足は1本の電線にのみ触れているが、羽が別の電線に触れると足と羽との間に電位差が生じて感電します。

4月5日、近鉄大阪線の下田-五位堂間の鉄柱から発煙があり、朝6時半ごろから7時50分頃まで、河内国分-五位堂間の上下線で運転を抑止したそうです。

原因はカラスが高圧線に触れて感電し、その際に火花が散ってカラスが巣を作らないように設置していたネットに引火したことが原因ではないかとのこと。

3月下旬ごろから5月にかけて、カラスはひなを育てるために巣作りを行うのですが、他の動物に襲われにくい高い所を選ぶため、よく架線柱に巣を作るんです。

なので感電したカラスも巣を作るのに適切な場所を探していて、誤って高圧線に触れたのかななんて思うのですが。

 

カラスの巣って結構大きくて、架線柱の上に巣を設けた場合には複数の電線にまたがることが多いです。

そして巣の材料には木の枝だけではなく、針金ハンガーや導線など金属を見つけてきて巣を作ることが多く、カラスの巣のおかげで停電することもあります。

そのために近鉄では、巣を作られそうな場所とか過去に巣を作られた場所に営巣防止ネットを張っていたのかなとも思います。

 

カラスの巣で思い出したのですが、車庫構内の架線柱と架線柱を横に結んでいるトラス形状のビームに巣を作られたことがあります。

下から見てもそこそこの大きさだということがわかりましたし、針金や銅線など検修庫の横に大量に放置というか、捨てられている材料で巣が作られていることが一目瞭然でした。

針金などが架線に触れれば即停電となる危険性が高いので、夜間に車庫構内を停電させて巣の撤去作業を行うことに。

作業は工務部だったと思いますが巣の撤去を行ったのですが、一応乗務区の助役も作業を行っている周辺を警戒監視。

この時はカラスに襲われるようなこともなく、無事に巣の撤去は完了したのですが、翌朝からなぜか一部の乗務員にカラスが襲い掛かるようになりました。

私はまったく襲われることはなかったのですが、ベテランのとある車掌さんは車庫構内を歩くだけで、カラスが低空飛行して威嚇してくるし、制帽めがけて体当たりしてくるし。

その方と一緒に車庫構内を歩いていてもカラスは私なんて無視して、横にいるその車掌さんのみを襲うのです。

1~2か月でカラスは襲ってこなくなったそうですが。

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