入場時に自動改札できっぷに空けられる穴は今はあまり意味がない?
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入場時に自動改札できっぷに空けられる穴は今はあまり意味がない?

最近の自動改札って本当に高性能で、入場するときにきっぷを自動改札に通すときっぷの裏の黒い部分に、入場した日時やどの改札を通ったのかなどの情報が書き込まれます。

会社によっては券面に自動改札の通過時間が印字されたりもします。

きちんと正規の値段のキップを購入したものの、自動改札を通過せずに入場してしまうと下車駅の自動改札は閉じてしまいます。

改札口で駅員に何やら質問したのは良いけど、自動改札を通らずに入場しちゃうことで起きてしまいますね。

 

 

このあたりのことは皆さんよくご存じだと思います、というか私よりはるかに詳しいでしょうね。

私が駅勤務のころもたしかに自動改札は設置されていましたが今ほど高機能ではなかったので、今の自動改札の情報は私もネット頼みのところが多分にありますから。

私が駅勤務だったころの自動改札には、今のような印字機能もありませんでしたし、裏の磁気部分に新たな情報を書き入れるような機能もありませんでした。

 

 

入場時に自動改札にきっぷを入れると小さな丸い穴が空けられます。

昔はハサミ(改札鋏)で穴を空けていたのですが(国鉄と違って私鉄では丸い穴を空けるだけの方式が多かった)、あの穴はそのきっぷで入場したという印です。

再利用できないようにきっぷに一目でわかる印を付けていたわけです。

でも今となっては穴が空いている空いていないに関係なく、詳しい情報がきっぷの裏面に書き込まれていますから穴なんて必要ないのかもしれないですよね。

だってどう考えても再利用できないように情報が書き入れられているのですから。

 

 

昔は自動改札できっぷに情報が入れられることはありませんでしたので、券売機で購入した情報のまま。

※購入した年月日・有効期間・購入した駅・区間(1区とか2区などの情報)・大人と子供の区別くらいだったかな

なので再利用防止のためには穴を空ける必要があり、改札鋏と同じように自動改札機内で穴を空けていました。

ただし下車駅できっぷを自動改札に通すときには穴の有無は関係ありませんでした。

あくまで再利用防止のための穴でしたので、穴が空いていないきっぷでも下車駅の自動改札は閉まることなく通過できました。

 

自動改札にきっぷを通して入場してから用事を思い出して駅員に断って出してもらい、用事が済んで入場するときに再度その穴の空いたきっぷを自動改札に通して入場しようとすると、ゲートが閉まって警報音が鳴り響きます。

自動改札機は入場時には穴の有無をチェックして上記のような例では通過できないようしていましたが、出場時はきっぷの穴についてはチェックしていなかったのです。

 

 

今のシステムでは不可能なのですが

A駅からの使用済みのキップの穴の空いた部分をちぎってしまい、少し短くなったきっぷを当日中に再びA駅の入場に使うこともできました。

磁気の情報は券売機で購入したときのままですし、穴がなければ入場時の自動改札の通過は可能でしたから。

昔はきっぷの穴ってホントに大事だったんです。

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