駅のリニューアルで綺麗になるのは良いけど困ったことも

駅周辺の再開発に合わせて駅をリニューアル工事したり、駅舎を新しく建て替えたり。

都市部や近郊の駅でよくリニューアルや建て替え工事が行われているように思います。

駅勤務の立場から言うと、古くて使い勝手が悪かった駅が新しくなることで、当然ながら機器類も一新されて働きやすくなります。

駅が新しくなることで一番うれしいのは、トイレがきれいになることかもしれません。

だいたいリニューアルする必要のある駅ってトイレが汚くて臭いので、これが解消されるのは素直にうれしかったりします。

駅勤務の立場から言えば、駅が新しくなることは歓迎します。

 

これが乗務員の立場となると、ちょっと違っていたりするんです。

駅舎のみのリニューアルや建て替え工事の場合であっても、ホームへの階段やエスカレーターの位置が変わったり、新たにエレベーターが設置されたりもします。

例えば階段やエスカレーターから旅客が降りてくる様子が車掌からは見づらい位置になったり、完全に死角となる位置にエレベーターが設置されると、車掌としてはかなり困るんですよ。

乗降完了と思ってドアを閉めようとすると、死角から急に人が現れてドアに当たりそうになったり。

特に狭いホームで場所がないために、何とかひねり出した場所にエレベーターを無理やり設置した駅なんて怖いですよ。

電車から降りて2~3歩ほど歩けばエレベーターに乗れる場所って利用者からすれば便利かもしれませんが、そのエレベーターから降りた人が急に現れ駆け込むような感じで乗車しようとしたら、車掌にすればドキッとするどころではなく、下手してドアに当ててしまったら運が良くて始末書、下手すれば乗務から外されるなどきついお仕置きが待っていますからね。

 

あと思うのは、最近ってホームを綺麗に見せたいからか、やたらと白っぽい色の素材を使います。

中には白くてピカピカ光るようなツルっとした素材をホームに用いたりもします。

地下駅でホーム照明に照らされれば綺麗に見えたりもしますが、地上のホームでもこのような素材が用いられることが多くなっています。

周囲を駅舎のほかさまざま建物に囲まれていて、ホームに日光が当たりにくければ別に良いのです。

ところがホームに直射日光が当たる駅なのに、この良く反射する素材を用いてホームを改修されるとマジで困るんです。

運転していて太陽光がホームに反射して、前方をまともに見れないこともあったし。

ホーム上の旅客も見にくいし、停止目標も光って見づらかったり。

車掌の場合は反射によってホーム上の旅客が見づらく、ドアの開閉が難しかったりしますからね。

いずれも下手すれば事故につながるので、乗務員としてはホームやホーム上の設備の更新や新設については、もっと乗務員側の意見も聞いてほしいなと思います。

しばらくして白いホームが汚れて黒っぽくなれば問題は解決するのですが、たまに掃除して綺麗にされるとまた反射が気になるので、乗務員としては放置でお願いしたいのですけどね。

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