電車屋さんだったころの話 | ページ 61 | 乗務

乗務

車掌

車内への放送

私が車掌のころは、車内への放送は決められたこと以外は放送してはいけませんでした。 もちろん事故など緊急時は別ですけど、普段の放送は本当にそんな感じでした。 ある時夕方の帰宅ラッシュの時間に人身事故が発生し、ダイヤがこれでもかと乱れた時のこと...
運転士

置き石より怖かった

その日は夕方から雨が降り始め、夜には本降りとなりました。 私は普通列車を担当していて、空転と滑走に悪戦苦闘しながら運転していました。 車輪とレールは金属同士ですから水がかかるとグリップせずに車輪が空回りしますし、ブレーキをかけると車輪の動き...
車掌

信号待ちです・・・

今日もトイレのネタです 私が車掌をしていたのは20代前半のころですから、もう35年ちかく前になります。 今でも忘れられない一件について書いてみます。 昨日に引き続いてトイレのネタなのですけど。 今でも私鉄の多くは運転士と車掌は同じ行路で仕事...
運転士

運転士のトイレ事情

電車の運転士を4年前まで25年以上にわたって行ってきたのですが、10数回は泣きそうになったのがトイレについて。 車掌のころから乗務前には必ずトイレに行きます。 そして交代後すぐにまたトイレに行きます。 この習慣が今でも抜けず、車でお出かけし...
運転士

アルコールチェック

私の運転士生活の晩年に導入されたアルコールチェック。 動力車操縦者運転免許の取消等の基準というものが平成22年3月に出され、酒気を帯びた状態で列車を操縦した者は免許の取り消しとなることが明記されました。 人様の命を預かって電車という大きな機...
車掌

大晦日

今では24時間営業の店も多くなりましたし、元旦から営業する店も増えました。 ところが私が車掌のころまではあまり正月から営業しているお店は少なく、大晦日は普段より早く閉める店が多くて食べるものに本当に困りました。 駅では各駅で自炊していました...
助役や運転指令

笑い声が聞こえてくる

列車無線は乗務員が運転上必要な情報を得る数少ない方法の一つです。 他には駅の係員から直接聞いたり、場合によっては緩急接続で停車中に他の乗務員から情報を得ることもあります。 逆に乗務員から問い合わせたり、報告するのもやはり列車無線が数少ない方...
運転士

冬は寒さとの闘い

私が運転士になったころの電車には、まだ温風式のヒーターではない古いタイプのものがたくさんありました。 簡単に言えば電線に電気を流して温めるもので、その電線は金属のカバーで覆われていました。 電気あんかのような感じと言えばわかりやすいでしょう...
車掌

最終電車

私が車掌のころ、最終電車を担当した時にはヘッドライトを点灯して走行していました。 運転士は前部標識として前照灯(ヘッドライト)を点灯させることが規則に明記されています。 しかし車掌がヘッドライトを点灯させるといった規則は存在しません。 でも...
助役や運転指令

運転指令

今回は運転指令のことについて少し触れてみたいと思います。 2017年12月11日に山陽新幹線において、床下からの異音や異臭に気付きながら名古屋まで運転を継続し、結果的に台車に大きな亀裂が生じており、航空・鉄道事故調査委員会により大事故の一歩...
Ads Blocker Image Powered by Code Help Pro

広告ブロックを使用されていますか?

当サイトは広告収入によってサーバー代などを捻出して維持しています。広告ブロッカーを一時的に解除または広告をブロックしないブラウザでご覧ください。よろしくお願いします。