レール折損

鉄道車両を運転するうえで重要なパーツといえるのがレールですね。

レールのおかげで自動車のようにハンドルを切る必要がないですし、レールや車輪は鋼鉄製なので摩擦係数が非常に小さくノッチを入れずに転がっていく惰行運転が可能になることで、省エネルギー性にも貢献しているのですから。

そのレールですが何かの拍子に折れたり破断することがあります。

最も多い原因は・・・私の想像でしかありませんが・・・小さな傷が入ることだと思います。

レールに小さな傷ができると車両の重みがその一点に集中してしまい、結果的に破断につながるのではないかと思います。

レールが折れるときって徐々に広がっていくのではなく、小さな傷が一気に広がって破断するのではないかなぁ。

もし傷が徐々に広がっていくとすれば、運転士の多くが完全に破断する前にその異変に気付くはずですから。

レールの踏面(車輪が接触する面)を見ていただくとよく分かるのですが、傷やへこみなどが無数にあるんですよ。

ピカピカに光って磨かれているように感じるのですが、踏切などでちょっと見ていただければその傷の多さが実感できると思います。

電食が原因ではないかと書かれている記事もあるようですが、全く可能性がゼロではないとは思いますよ。

でもどうなんでしょうね。

 

ほかに考えられる原因としてはレールの金属疲労とか、寒暖差で伸び縮みするうちに折れたとか、そのくらいですかね。

それとロングレールって25mのレールを溶接して継ぎ目を減らしているのですが、その“継ぎ目部分”も溶接不良などで破断しやすいと聞いたことがありますよ。

 

レールが折れると電気信号が流れないために、その区間を防護する信号はR(赤)になります。

ほとんどの場合はそのRを確認した運転士からの報告で、運転指令は何か異常があるということを認知します。

Rになっている信号機の内方を保線や電気関係の係員などが目視で点検し、レールが折損している箇所を見つけて応急処置という形になるのです。

もちろん信号機自体の故障もありますし、あらゆる可能性から故障個所を断定していくわけですからどうしても時間がかかってしまうわけです。

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レールが折損した場合には応急処置としてレールを挟み込むように金属製の板を取り付けるのですが、その部分を通過するときって、いつもとは全く違う音や振動が伝わってきて気持ち悪いんですよ。

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