ダイヤ改正から数日たつと

ダイヤ改正から数日間は運転指令も運転士も、ホントにみんなが何事もなく無事に運行できるようにと祈るような気持ちで職務にあたっていました。

今回のJRのダイヤ改正は16日でしたから、まだそわそわしながら乗務しているのかもしれません。

ただ早い人だとダイヤ改正の当日からいろいろな点に気付き始めるのですよね。

ダイヤ改正によってバスとの接続が悪くなって遅れ気味になるとか。

同じ会社の他の路線との乗り換え時分がタイトになりすぎているとか。

駅への入出場のタイミングが悪くなって、定時に出発できなくなったとか。

スジ屋さんが机上で頭をひねりながら書いたダイヤなのですが、そのスジに沿って実際に列車を走らせてみるといろいろと弊害が出ることもよくあります。

駅への入出場の順番を変えてみたり、接続が常に悪くなってしまった場合には駅の係員ホームに出てもらうといった対策をあとから行うことも少なくはありません。

それに対して駅勤務をしていると、数日たってからダイヤ改正したことに気付いて文句を言ってくる人が少なからずいます。

「前は〇〇で△分の電車に乗り換えられてたのに、こないだから乗れなくなってるじゃないか!」

時刻表を見るとダイヤ改正前と後では同じ時間となっているのですが、実際には30秒とか45秒出発が遅くなっているとか。

先行列車との関係でややダイヤを寝かせたために、その乗換駅への到着時刻が1分以上遅くなっているとか。

こういったケースは本当に多いんですよ。

 

優等列車で以前のダイヤよりも寝かされてしまった、というケースがあります。

運転士の頭の中には以前のダイヤパターンが入っているのでそのまま運転していきます。

そのうち先行列車に追いついてしまい

“ダイヤ改正の影響で遅れているのかな?”

なんて思いながら運転していくわけですが、実はダイヤより飛ばしすぎだったと。

※これ私が何度か経験したことです。。。

スタフを見て通過か停車を確認するとともに、通過時間も確認しているハズなんですけどね。

完全に追いついてからスタフをガン見して

“あらまぁ、こんなにダイヤが寝てるんだ・・・”

 

ダイヤ改正から数日たつと、実際に乗務してみてこの列車はこうだったとか、〇時〇分の列車は入場待ちしやすいとかみんなで情報を共有しだします。

自分では実際にハンドルを握っていない列車であっても周囲から様々な情報を入手するので、ダイヤ改正から数日たつとだんだん運転士も慣れてきます。

もちろんお客さんも最初のうちは文句を言うものですが、数日たつとだんだん慣れてきてスムーズに乗車してくれます。

そして1か月もすれば何事もなかったかのように、スジ屋さんが引いたダイヤ通りに運行しているんですよね。

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