ホームの無い側のドアを開けたりオーバーランでドアを開けたり

乗務員をしているととんでもない出来事に遭遇します。

もちろん乗務員のミスに起因することも多数あるのですが。

先日ネットニュースを見ていると

車掌がホームと反対のドア開ける 停車中の列車でミス 香川・JR坂出駅

という記事が目に留まりました。

 

大変短い記事なのですが、ホームとは反対側のドアにキーホルダーを挟んだらしく、その乗客が車掌に申し出たようですね。

その車掌はキーホルダーを挟んだドアだけを開けようとしたらしいのですが、何を間違えたのかホームとは反対側のドアがすべて全開となったと言います。

全部のドアが開いたすると、車掌スイッチを操作して開けてしまったということかな。

JR四国の車両がどのようになっているのかは知りませんので迂闊なことは言えませんが、名鉄みたいに客室内に車掌スイッチって無いと思うので、乗務員室から操作したのかな。

 

ドアにモノが挟まって旅客から取ってほしいと要請された場合は、そのドアへ行ってドアコックを操作して手動でドアを開けます。

そうしないと今回みたいに全部のドアが開いちゃうって事態になりますからね。

 

 

11月29日には

阪神・御影駅で電車がオーバーラン 先頭車両の2つの扉が線路上にあったのに車掌が誤って扉を開ける

私はこの件はたまたま見ていたテレビで知ったのですが、その後の報道では運転士が通過列車と誤認したために約15mほど行き過ぎた。

本来ならば車掌は担当列車の編成両数と停止位置を確認するのですが、行き過ぎて止まった場所というのが車掌からすると普通列車の停止位置だった。

そのためにドアを開けてしまった、ということらしいです。

 

運転士の列車種別誤認に関しては、ATSなどでカバーしていない限りは運転士の確認に頼っている現状があります。

いかに運転士が気を入れて確認するのかにかかっています。

指差喚呼だってポーズだけでは意味がありませんからね。

特にこの御影駅は特急や直通特急は停車するけど、快速急行は通過するという駅ですからなおさらですね。

 

車掌に関して、編成両数の確認って車掌用スタフに記載されているものを確認するか、あとは車掌の記憶に頼る部分って大きいです。

運転士の場合は運転台に編成両数を掲示していることが多いのですが、車掌に関しては車掌用スタフ以外に編成両数を確認する術がない会社が大半ではないかな。

それに加えてホーム上の通常停車する位置に書かれた停止目標や、今回のように行き過ぎた場合に先頭車両のドアがギリギリホームにかかっている限界表示の再確認が必要かもしれないですね。

 

昔から多いのですよ、限界表示なんて確認せずに目の前にホームがあればとりあえずドアを開けちゃう車掌って。

このあたりの話もまた少しずつしていこうかと思います。

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