きっぷを紛失した時の取り扱い、再収受証明書なんて発行したことがない

ネットニュースに次のような記事がありました。

きっぷを失くしたら「もう一度お買い求めを」 領収書があっても再購入必要 なぜ?

新幹線を利用していてきっぷを紛失し、下車駅で失くしたことを申し出たら乗車区間の運賃と特急券を請求された、領収証をもっているのになぜ?

難しい言い方をすればきっぷは有価証券で、券面に表示している内容に従い所持している間は有効である。

領収証はあくまでお金を受け取ったことを証明する書類で、乗車できる区間を証明する書類(きっぷ類)ではないので領収証だけで乗車はできません。

紛失した時は乗車した区間の金額を支払ったうえで再収受証明書を受け取る。

紛失したきっぷが見つかれば、再収受証明書とともに駅に申し出れば手数料を差し引かれて返金されます。

なお再収受証明書は発行した日から1年間有効で、1年を超えると返金を受けることはできません。

 

領収証で乗車を認めた場合、例えば私が乗車券類を購入して領収証を発行してもらい、その領収証を使って妻がタダで乗車できることにもなりますからね。

 

 

私は駅勤務時代の2年間に再収受証明書なんて発行したことがありません。

「きっぷをなくした」

という申し出は週に1度は必ずありましたが、申し出てきた人の様子を見て

「どこの駅からでいくらのきっぷでしたか?」

という質問をして、その時の答え方で判断して

「今日はもういいですよ、今度からは気を付けてください」

といって改札を通していました。

今だから言いますが、この時にいくらの値段のきっぷを買ったかは聞きますが、たまにしか利用しない人はいくらのきっぷを買ったのかなんて覚えていません。

だから正確な金額を答えることではなく、その時の態度を見てウソはついていないなと思ったら改札をそのまま通していました。

 

たまに

「きっぷ失くした」

とだけ言って素通りしようとする人がいます。

やんちゃ系の若い人もいれば、40代とか50代の人でもこんな感じの人がいます。

この手の人からは

「では始発駅からの料金と2倍の増し料金をいただきます」

と規則通りのことを言います。

ちなみにこの時の始発駅って乗車してきた列車の始発駅という意味ではなく、乗り換えをしてその時間にやってこれる最遠の駅からの料金を意味します。

こういうと大抵の人は

「いつもは出してくれるのに、なんで今日だけ金を払わなあかんねん!」

とボロを出すんです、いつもお金を払わすに乗車していますって。

そして

「○○駅からや!」

といってお金を投げ捨てるように払って改札を出ていくのです。

 

 

本社からは年に一回くらいは

「再収受証明書の適切な発行について」

みたいな文書が出されて、きっぷをなくしたと申し出のあった旅客からは正規の料金を収受し、再収受証明書を必ず発行しろと言ってくるのですが、だれも発行していなかったんじゃないかな。

どこの駅へ行っても再収受証明書の用紙の端っこは黄ばんでいて、数年以上誰もさわりもしていない状態でしたからね。

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