人身事故・モラルってないの?

JR山手線の新宿駅で全盲の方が電車と接触してお亡くなりなる事故がおきました。

鉄の塊である電車がある程度のスピードで突っ込んでくるすぐ横にホームがあり、そのホーム上を人は歩いています。

足を踏み外してホームから軌道側へ体が傾いたり転落する危険性は誰もが持っていることだし、階段などの横ではホームが狭くなっていてその危険性はもっと高まるし、ぞれが目の不自由な方だったら・・・

ホームドアを速やかに設置するほうが良いに決まってはいますが、時間や費用など点からすぐに設置できない現実もわかっています。

だからホームドアが設置されるまでの間は、せめて固定式でいいから柵を設置すべきだろうと思います。

固定式の柵だと乗降部には設置できませんが、今のようにまったく何も設置されていないホームのことを思えばはるかにましだと思うのですが。

ホントは先週の続きを書くつもりでしたが、ネットニュースなどでこのような記事を見つけたので・・・

JR新宿駅で異例の放送 人身事故のスマホ撮影で「モラル問う」

新宿駅で電車に接触された方を救助するさい、周囲の人には極力見えないようにとブルーシートで囲っていたそうです。

大半の方はその様子を周囲から撮影する程度だったと思いますが、一部の野次馬はブルーシートの下のほうからスマホを差し入れていたというのです。

駅の方でも「お客さまのモラルに問います。スマホでの撮影はご遠慮ください」という放送を繰り返し流したそうですから、よほど酷い状況だったのだろうと思います。

私などは人が血を流しているシーンなんて見たくもないし、そもそも血液検査で自分の腕から血が抜かれているところも見れません。

電車に接触した人ってどんな状態になるのだろうという興味本位から、事故現場に近付いていく気持ちは分かります。

でもブルーシートでわざわざ囲んでいるのに、隙間からスマホを差し込む人の気持ちはさすがに分からないですね。

そうやって撮影した画像を見て楽しむのでしょうか、その画像をネット上にアップして自慢するのでしょうか。

正直言って気持ち悪いです。

今のようにスマホやガラケーが普及する前は、事故現場をカメラで撮影しようとする人は少なかった。

でもたまたま現場近くにいた新聞社や雑誌社のカメラマンが、その様子を撮影していたところには何度か遭遇しています。

被害者をホームへ上げようとしているのに、それを邪魔するかのように撮影するカメラマン。

さがれと言っても無視して舌打ちしたり、逆にこちらを押してきたりするカメラマンの多いこと。

先日の京急の衝突事故でも、どこかのカメラマンがその撮影場所について警察官に注意されていた動画がアップされていました。

私にすれば今回ブルーシートの隙間にスマホを差し入れた人も、事故現場で邪魔な行動をするマスコミのカメラマンも大差ないと思いますけどね。

公共の場所だからこそモラルを守るべきなんだけど、最近は公共の場所は自由に何をやってもいいと思っている人が多くなっているのだろうか。