リュックの「ひも」が暖房に接触?座席の下から発煙

2月14日午前6時50分頃JR東海から消防へ、用宗駅に停車した上り列車の座席の下から煙が出ているとの通報があった。

消防が駆け付けた際には火は確認できず、おそらく座席下付近に置いたリュックのひもが暖房のカバーの穴から内部へ入り、ヒーターと接触して発煙した可能性が高い。

 

最近の車両はシート下部分のヒーターが小型化し、昔の車両のようにシート下全体が金属で覆われたヒーターのカバーというものはあまりないですよね。

国鉄時代の車両はシート下はすべてが金属カバーで覆われ、冬場はどこをさわってもヤケドしそうなほどに高温になっていました。

このシート下のスペースを空けることができれば、床に置かれたカバン類をシートの下に仕舞えるようになって、立っている人の居場所をもっと確保できるのにという声が大きくなり、少しずつヒーターを小型化していった今に至っています。

 

私が勤務していた会社の電車も、昔はホントにヤケドするのではないかと思うほどシート下の金属カバーが熱くなっており、冬になるとよくズボンやストッキングが熱で溶けたという苦情が駅に寄せられていました。

一時期流行ったビニール製のバッグなんて、熱によって無残な溶け方をしていましたしね。

そこで会社が取った対策が、ヒーターの温度を下げることで旅客に被害が及ばないようにするという、まぁかなり勝手な対策でしたね。

 

ヒーターって消費電力がかなり大きく、温度を下げることで収益にも相当影響するわけでして、表向きの旅客へ被害が及ばないようにとの理由以上に、実は経費の節減を狙っていたのではないかという話は全乗務員が共有していた話でしたからね。

 

シート下が空いている現行の新しいヒーターになってからは、ヒーターの温度も上げたのかな?

だって直接金属部分に触れにくい構造になっているのだから、今までのようにヒーターの温度を下げておく必要がありませんからね。

でもケチな会社だから今でも寒いままなのかな・・・

 

そういえば昨年末にとある私鉄に乗車したところ、シート下全体が金属のカバーで覆われた古いタイプのヒーターを積んでいる車両でした。

その金属のカーバーを手で触ると、ほとんど温もりが伝わってこない。

雪が降っていた日だったので、もしもヒーターをつけていなければキンキンに冷えているはずですから、いちおうはヒーターはついているのでしょうね。

こんな温度ではリュックのひもがヒーターに触れたところで発煙なんてしないし、ズボンやストッキングが熱で溶けることもないなぁと思いながら、結構震えながら乗車していました。

そう思うと今回のJR東海の車両のヒーターはそこそこの高温になっていたのかな。

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