電車屋さんだったころの話 | ページ 15 | ブレーキ

ブレーキ

運転士

制動時にどこからかブーっていう小さな音が聞こえてくる

人間ってマズイ!と思うことがあると足に力が入りますよね? 電車の運転士をしていてマズイ!って思うことと言えばやっぱり 「停止目標までに止まれないかもしれない!」 っていうときがもっとも多いと思います。 最近は都市部の鉄道を中心にさまざまな設...
運転士

昔は過走(オーバーラン)しても特に問題にはならなかったのだが

都市部の鉄道では過走(オーバーラン)対策としての保安装置がいろいろと整備されていて、制動力が足りずに停止目標までに止まれない時やブレーキをかけ遅れた時などには、ATSなどが動作させて無理やりにでもホームから飛び出ないようにブレーキがかかった...
運転士

一段制動階段緩め

一段制動階段緩めとは 以前にも書いた一段制動階段緩めについての記事ですが、以前の記事に加筆修正したものをアップします。 私が勤務していた会社では、ブレーキ操作の基本は一段制動階段緩めでした。 一段制動というのは必要なブレーキ力を得られる角度...
運転士

「残圧停車」という言葉を初めて知りました

列車を停車させる際に衝動を極力抑えるために、停車寸前にブレーキを全緩めにすることを「残圧停車」というのでしょうか? いろいろ残圧停車について書かれているサイトなどを見て回りましたが、空気ブレーキの場合は全緩めにしてもすぐに空気がすべて抜けな...
運転士

デッドマンを離してしまった

鉄道好きの方はよくご存じのことと思いますが、運転士に何かしらの異常が起きた場合に自動的に非常ブレーキが入る装置が備わっています。 JRではEB装置を主に設置していますが、私鉄ではデッドマン装置が主です。 EB装置は1分以上ノッチやブレーキ操...
運転士

乗務員室内の落書き

私が運転士から助役になるころには、乗務員室内の落書きを目にすることはほとんどありませんでした。 私よりはるかに年下の運転士や車掌は、私らが若いころとは違ってお行儀もよくて上司らの指示を確実に守るためです。 それに比べて私が若かったころの乗務...
運転士

いよいよ既存路線で自動運転を開始

2021年3月13日のダイヤ改正に合わせて、常磐緩の綾瀬〜取手間で自動運転が開始されるそうです。 当分の間は運転士が乗務して前方監視などは行うわけですが、ホームドア・可動式ホーム柵の設置も順次進めていくでしょうし、JR東日本が進める運転士以...
運転士

2019年の京急・トラック衝突脱線事故はブレーキの遅れが原因だが

2019年9月5日に横浜市の神奈川新町駅南側の踏切で起きた、京急快特とトラックとの衝突脱線事故。 運輸安全委員会は運転士のブレーキ操作が遅かったのが直接の要因だと公表しました。 ただし踏切障害物検知装置(以下 障検と略します)の動作を知らせ...
運転士

乗務カバンとその中身

乗務カバン 乗務カバンというよりは胴乱どうらんという名のほうが知られているかもしれませんね。 ちなみに胴乱とは長方形の形をした皮や布でできた袋のことらしく、鉄砲の弾丸を入れるために使われたもので、なぜか乗務カバンの名前として使われるようにな...
運転士

ブレーキが抜けてノーブレーキ状態に

これは私が勤務していた会社の車両だけかもしれませんが、ブレーキが抜けてノーブレーキ状態になることがありました。 それも電磁直通ブレーキを採用している古い車両ではなく、電気指令式(HRD)の車両で起こるのです。 電気指令式のブレーキは、ブレー...
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