走行中の新幹線のドアコックを操作して線路上へ降りた人

2019年4月14日、山陽新幹線の新大阪―新神戸間を走行中の東京発博多行きのぞみ17号のドアコックを操作し、線路内へ飛び降りた男が逮捕されました。

飛び降りた時にでしょうか、骨折をしていたという報道もありました。

新幹線がどういう構造になっているのかは知りませんが、一般的に電車ではドアが一か所でも開くと運転台の戸閉表示灯が消灯します。

するとノッチは飛んでしまいそれ以上力行ができなくなります。

そのあたりでおかしいと気付いた運転士はブレーキを操作して列車を止めるという感じですね。

戸閉表示灯を凝視するのは発車前だけで、走行中は基本的に前方注視を主に行わなければいけません。

なのでノッチが飛ぶなどしないと、走行中に戸閉表示灯を確認することはないのです。

でも新幹線には前方注視の義務ってないからなぁ、じっと運転台を見ているのかな?

しかしどのような理由があったのかは分かりませんが、おとなしくそのまま乗車して新神戸で降りれば怪我したり逮捕されることもなかったのです。

関西のある私鉄で、乗車した列車が目的の駅を通過する列車だったために、窓からその目的駅のホームへ飛び降りようとした客がいたそうです。

周りで見ていた乗客によると、焦った様子で窓を開けて走行中の列車から飛び降りたそうです。

たしか死亡したような記憶がありますが、まぁふつう考えればそうなりますよ。

 

この記事を書きながらふと思い出したのは、神戸市の山陽本線の支線である通称和田岬線でのこと。

ほとんど座席のない旧型客車(オハ64・オハフ64)をDD13が引っ張ていた時代です。

平日夕方の和田岬行きの一本目はDD13が引っ張り、和田岬で機回ししていました。上り列車で兵庫に着くと機回しせずに和田岬方にDD13を連結して、DD13のプッシュプルで運転していました。

和田岬駅でも兵庫駅でも、列車が停止する前にみんなピョンピョンと飛び降りるんですよ。

中には客室に入らずデッキから身を乗り出したまま“乗車”している人もいて、まるでトンボが外にしがみついているように見えることからこの列車のことを“トンボ”なんて呼んでいたりしました。

まだ中学生のころだったかな。

私も同じように“トンボ”になって乗車し、和田岬駅では列車が止まる前に飛び降りたのです。

足がもつれてホームで転倒しましたよ。

慣れた人なんてホームにかかる前の線路上に飛び降りる人もいましたからね。

車掌も何も言わなかったですし。

昔の客車時代の和田岬線で通勤していた人ならば、新幹線のドアをコックで開けて飛び降りたとしても怪我はしなかったのかなって。

私ならばおそらく足がもつれてしまって、かなりの怪我を負うことになると思いますが。

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