ようやく紋日ダイヤが終了しました
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ようやく紋日ダイヤが終了しました

紋日=休日

紋日(もんび)ってご存知でしょうか。

元々は五節句などの特に定めた日であり、吉原などの遊郭においては、この日遊女は客をとらねばならず、客も揚げ代をはずむ習慣があった。
日常と違った晴の日。年中行事や祝祭日や婚礼、葬式などの人生儀礼の行われる日をいう。

出典 コトバンク

こんな紋日という言葉を鉄道の現場では使っていて、紋日ダイヤというと休日ダイヤのことを示していました。
ただ私が運転士をしていた最後の方では、若い乗務員は紋日とは言わずに休日ダイヤという人の方が多かったですね。
紋日ダイヤになると乗務員の仕業表(行路表)も休日用にかわるので、どことなくしんどいような気疲れすることが多かったですね。

 

勤務内容が違いすぎる

今年のゴールデンウィークは5月1・2日が平日ダイヤでしたから、特に大変だったと思います。
私が勤務していた会社の乗務区では平日と休日の仕業表が極端に違っていまして、例えば平日の30番が6時30分出勤なのに休日の30番は9時出勤みたいに、出勤時間から乗務の内容、そして退勤時間まですべてが違うことも珍しくはありませんでした。
なので出勤時間を勘違いして遅刻したり、逆に早く会社へ来すぎる人もよくいましたよ。

土曜日も平日ダイヤだったころ

今思えば、昔は土曜日って平日ダイヤでした。
学校だって土曜日は授業をしていましたから、半ドンでしたけど。
世間の会社が徐々に週休2日制を導入し始めると、平日ダイヤで走る土曜日はかなり空き始めたのです。
会社によっては平日ダイヤを使いながら、土曜日は運休とする列車を設定したりしていましたね。
ちなみに昔の国鉄(現JR)は平日ダイヤとか休日ダイヤの区別がなく、休日運休とか土休日運休、休日運転で対処していました。
そのうち平日ダイヤからの間引き運転では、土曜日の需要に対して供給過剰状態が解消できなくなり、土曜日は休日ダイヤで運転されるようになったのです。
土曜日運休とか、土曜日に休日ダイヤを適用するようになったあたりから、紋日という言葉があまり使われなくなった気がします。

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